ラカン精神科学研究所

ラカン精神科学研究所では、心の病、悩み相談・治療をしています。薬物や催眠・暗示を使わず主に精神分析という対話療法で治療します。その他ご相談もお受けします。 相談・治療内容は、登校拒否、引きこもり、ニート、非行、神経症(強迫神経症・不安神経症など)、恐怖症(対人恐怖症・広場恐怖症など)、パニック障害、摂食障害(過食症・拒食症)、子育て、家族問題(親子関係・夫婦関係)などで、とにかく話を聴いて欲しいと言われる方もおられます。 また「子育て相談室」や「分析理論講座」、「インテグレーター養成講座」を開催しています

分析家の語らい 34(ドラマ『チアダン』より:自分に必要な言葉)

 

7月から始まったTBSのドラマ『チアダン』を観ました。

 

このドラマの中で、

 

「(それが)出来るかどうかより、したいかどうかだ」というセリフがありました。

 

ハッと気付かされます。

 

今の私に言われているようです。

 

出来るか出来ないか、結果を自分で決めて思い悩むのではなく、

 

それがやりたいのなら、そういう自分になりたいのなら、

 

そこに向かって行くしかない。

 

自分の脳が限界決めてしまったのでは、出来るものも出来なくなる。

 

そうだよねと、一人気づき、反省しました。

 

 

ラカンのいう象徴界から、自分に必要な言葉が降り注いているといいます。

 

それを宗教的にいうなら、神の言葉です。

 

誰の上にも必要な言葉が降り注いでいますが、

 

それを受け取り聴き取るセンサーや能力がないと聞き流され、心に留まりません。

 

ラカンフロイト、神がいつも側にいて観ていてくれる。

 

そして必要なときに、必要な言葉を、人を通して語りかけてくれる。

 

そう感じられることが、鴻巣に引っ越して増えました。

 

 

    ラカン精神科学研究所 セラピスト 登張豊実

 

 

埼玉県鴻巣市富士見町7-10   ℡090-7357-4540

 

 

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ラカン精神科学研究所メールマガジン 第100号(2018年7月1日)発行のお知らせ

 

ラカン精神科学研究所では、毎月1回、月初めにメールマガジンを発行しています。

 

2018年7月1日、 ラカン精神科学研究所メールマガジン100号発行しました。

 

日々、クライアントの分析をする中で感じたことや、理論、自分の事を例にあげて書いています。

 

 

No,100今月のメルマガのテーマは、「家庭のテーマは『言論と行動の自由』」 です。  

『言論と行動の自由』が正常に行われている空間を家族・家庭といい、

 

この環境の中でしか自我は育まれない。 

…多くは、自分の欲しいもの、したいこと、言いたいことを言えば、

 

否定されるか拒否されます。

 

…そうすると、欲しいもの、欲求・欲望を出すことは

 

いけないことになっていきます。

 

…「うちは貧乏だから」とか、「うちにはお金がない」と親は言います。

 

…後に欲しいものを手に入れ、買おうとすると罪意識が発生してしまい、

 

お金がないわけではないのに、買えなかったり、

 

欲しいものではなく、安いものを買うことになったりします。

 

言論の自由とは、言いたいことが言える事です。

 

…「言える」ことは「癒える(心の悩みや悲しみが解消する)」こと。

 

「言えない」ことは「癒えない」ことであり、「家(が)無い」こと。

 

…安心して落ち着け、心を許してゆったりできるのが家であり家庭です。 

…言論と行動の自由だけでは無秩序になり、

 

家庭といえども無法地帯になってしまうので、

 

父が秩序を教え、統制・統合をします。

 

それを子どもは小社会(社会の最小単位)である家庭で学び、

 

そして社会へ出ていきます。

 

この家庭の機能を今一度見直し、立て直す必要があり、

 

そこに寄与するのが精神分析であると私は考えます。   (メルマガより一部抜粋)

 

 

興味ある方はお読みください。 

 

https://archives.mag2.com/0001106260/20180701103000000.html 第100号 ラカン精神科学研究所メールマガジン

 

 

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分析家の語らい 33(車好きの心理)

 

北野武ビートたけし)氏も、車が好きで

 

自身が出演したバラエティ番組で

 

集めていたわけではなく「自然に(車を)買ってんだよね」と発言。

 

車の雑誌を眺めて「いいなー」と思ったら購入を考えてしまうとのこと。

 

さらに実際に車を購入してからは、自分は車を楽しめるほどの(運転の)腕がないから

 

買った車を運転技術の高い人に運転させる。

 

そして、タクシーに乗った北野氏が、その車の後続について

 

「格好いいなー、あの車」と眺めるという。

 

しかし、この収集癖は周りには不評なようで、

 

「自分で運転しなさい」、と怒られるそうです。

 

自分で購入した車は下手でもなんでも自分の腕で運転するもの、

 

タクシーに乗って自分の車を眺めるなど、

 

大御所の北野氏ならではの変わった楽しみ方、

 

言い方をかえれば金持ちの道楽と思われるようです。

 

 

車好きにもいろいろあるでしょうが、北野氏のような人は他にもいます。

 

止まっている車はいつでも見られますが、走っている我が愛車を見ることは難しい。

 

自分が車に乗って運転するのもいいけれど、

 

運転していたのでは走っている車の姿は見られません。

 

そのため、たまたま横を走る車の色と光の加減で、自分の車が横の車の写った時は、

 

見入ってしまい、可能な限りその車の横を伴走していくとか。

 

 

また、車の車体を「ボディー」というように、

 

車体の曲線は、女性のボディーラインの置き換え、換喩です。

 

何とも言えないあの車の曲線に魅せられるそうです。

 

 

このように人によって、車はただ走るだけの車ではありません。

 

そこにその人なりの意味が付与されています。

 

それを善いとか悪いとか、あっているとか間違っている、

 

ということもナンセンス。

 

 

心の構造や、その基にあるものを知ると、物事の見方や理解の仕方が変わります。

 

自分だけの考えや、一般論・常識などから見ていたのでは

 

わからない事、見えない事がたくさんあります。

 

そういった事を精神分析は教えてくれます。

 

 

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分析家の語らい32(『ボクらの時代』:漫然と生きてはいけない)

 

日曜日の朝、『ボクらの時代』(フジテレビ)を見ました。

 

この日はモーリー・ロバートソン氏、ディーン・フジオカ氏、

 

安藤忠雄氏の三名。

 

 

建築家の安藤忠雄さんは、

 

2009年に胆嚢・胆管・十二指腸にがんが見つかり、すぐに全摘、

 

5年後に膵臓脾臓にがんが再発し、これも全摘。

 

5つも臓器がなくても建築家として今もなお仕事をしておられます。

 

その彼は「生涯、青春していたい」、

 

「そのために、体力と気力を鍛えなければいけない」と言います。

 

「希望・やる事があるから生きていける」と。

 

二度のがんと5つの臓器摘出にもかかわらず、

 

今も精力的に仕事に向かうには、希望とやる事があるから。

 

ただ漫然と何となく生きるのではないという事。

 

「いつも脳を使って考えろ」と我が師に言われます。

 

 

また、安藤忠雄氏は「地球儀を見なければ、自分のいる位置がわからない」

 

「日本の地図しかない人は終わり」とも言いました。

 

広い視野から自分を見る事が大事という意味に受け取りました。

 

自分の狭い考えだけで物事を見ていては、自分も人も世界も見えない。

 

平面の二次元ではなく、三次元で見るのでは、

 

見え方考え方が違います。

 

それは、二次元で生きている人はナメクジと同じ。

 

崖っぷちにいても、落ちかけるか、落ちなければその危険性がわからない。

 

宇宙のサテライトから見るくらいの広い視野から見る視点が必要と言われます。

 

この視点がラカンのいう象徴界を持つという事と理解しています。

 

 

自分の位置を知り、そこから自分はどこを目指すのか。

 

どう生きるのか、何を目指して生きていくのか、という事を

 

改めて考えさせられる朝になりました。

 

 

自分が出会う事、もの、言葉は全て自分に必要な事。

 

そういう場面、出来事、言葉に出会っていても

 

漫然と生きて、それを聴き取り、受け取る態勢がなければ、ただ流れていきます。

 

それを精神分析は教えてくれます。

 

 

もし今が楽しくなく、仕合せで無いならば、

 

どうなりたいか、どうすればいいかを考える事です。

 

 

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ラカン精神科学研究所メールマガジン 第98号(2018年6月1日)発行のお知らせ

 

ラカン精神科学研究所では、毎月1回、月初めにメールマガジンを発行しています。

 

2018年6月1日、 ラカン精神科学研究所メールマガジン99号発行しました。

 

日々、クライアントの分析をする中で感じたことや、理論、自分の事を例にあげて書いています。

 

 

No,99今月のメルマガのテーマは、「言葉の力」-松岡修造氏に学ぶ- です。   『松岡修造のテニス合宿20週年SP』(5月12日、テレビ朝日)を見ました。 …番組では、20年の間に松岡氏が発した数々の“名言”を振り返り、

それらの言葉が生まれた背景、そして錦織選手達、当時の少年たちが

その言葉から何を学んだのかをみていきました。 …今や世界で活躍する錦織圭選手も「修造チャレンジ」の出身です。 …松岡氏は、「子どもの一番ネックになっているものを探して

言葉をストレートに入れてくれるときを探している」と言います。 …その言葉は大人になった今も彼らそれぞれの心の中に残っていました。 …私は20年位前、我が師から「人生のからくりを知りたければついて来なさい」

と言われました。 …『人生のからくり』とは…「人は、自分は何のために生まれ生きていくのか」、

「自分とは何者か」という事で、私はそれを知りたいと考えました。 

それらを知って、私が私の存在や自分の人生に納得がいくことを望んだ。

そしてどう生きるかを自分で選び決める事。

それは余りにも理不尽で不条理な中で育ち、

何一つ納得のいくことが無かった事が大きいと思います。…

  (メルマガより一部抜粋)

 

 

興味ある方はお読みください。 

 

http://archives.mag2.com/0001106260/20180601100000001.html 第99号 ラカン精神科学研究所メールマガジン

 

 

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分析家の語らい 31(会話が通じない)

人の悩みの大半は親子、夫婦、兄弟、友人・知人、親戚、近隣・地域の人等など、

 

人間関係です。

 

 

他者と関わる中で、「あの時言いたいことが言えなかった」、「言い返せなかった」

 

と悔やむことがあります。

 

その場で思いつかず上手く言葉に出来なくて、黙ってしまったけれど、

 

後から考えると、「なんでこう言わなかったのだろう」と思います。

 

黙っている、自分の考えや意見を言わない、言えないと、

 

異議なしと相手に受け取られます。

 

決して納得している訳ではなく、他者に圧倒されたり、あまりの意外な言葉に

 

固まってしまったりして、その場で言葉が出てこない。

 

 

「私の言った言葉を聞いていますか」と言いたくなることもあります。

 

「聞いていたら、その言葉は返ってくるはずは無いでしょう」と思い、

 

あまりの的外れな返答に驚いたり、がっかりしたりもします。

 

相手からのとんちんかんな答えに、話す気をなくしてしまいます。

 

 

会話によって互いの気持ちが通じ、親近感を持ったり、理解し合えたりしますが、

 

そういう会話が出来ているでしょうか。

 

 

自分で話しながら、ズレていると感じたり、

 

本当に言いたいことと違っていたりします。

 

自分の想いや考えを適切な言葉を選んで文章にして話す事は

 

結構難しい事です。

 

 

会話は家族の中で繰り返し練習し学習していきます。

 

振り返ると私は子ども時代、発言してもまともに聞いてもらえなかったり、

 

否定されることが多かったり、

 

下手なことを言えば怒られるだけとわかったのでドンドン話さなくなりました。

 

子どもの私には、“下手なこと”が何かわかりません。

 

それは親の考えや価値観、コンプレックスに関わることですから、

 

子どもに判るはずがありません。

 

そうして、無口でおとなしい、親にとって都合のいい子になっていきました。

 

学校でもあまりしゃべらず、授業で手を上げて発言することも苦手でした。

 

家族が楽しく会話している姿を見た記憶もなく、

 

時折起こる家族の争いにただ怯えるしかなかった。

 

最悪の環境でした。

 

 

子どもが育つ家庭環境が大事です。

 

まず夫婦(両親)が仲の良いことが、子どもにとって大事なことだと、

 

精神分析を通して知りました。

 

 

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分析家の語らい 30(甘えと依存:TOKIO山口達也氏事件)

5月2日、TOKIO城島茂国分太一松岡昌宏長瀬智也は、メンバーの山口達也が女子高生への強制わいせつ容疑で書類送検されたことについて(1日に起訴猶予処分)、都内で会見した。

 

その前に、山口達也氏が会見で語った言葉、

 

「…甘い考えかもしれませんが、怒ってくれるのも彼らくらいしかいない歳にもなったので、

 

彼らを信じて、もし待ってくれている場所が、

 

私の席がまだそこにあるのであれば、

 

またTOKIOとしてやっていけたらなっていう……ほんとにすみません」

 

この言葉に対して涙ながらに怒りを露わにした松岡昌宏氏の言葉は、

 

「山口の彼の甘ったれたあの意見は、いったいどこから生まれるものなのだろう」

 

更に、「自分が崖っぷちではなく、自分が崖の下に落ちていることに気づいていなかったのだと思います」

 

「その甘えの根源が僕らTOKIOだったとしたら、そんなTOKIOは一日も早くなくしたほうがいい」と言いました。

 

 

また、山口氏は辞表をTOKIOのメンバーに託したという。

 

それに対して松岡氏は「ずるい」と発言しました。

 

山口氏には甘えの構図が見えます。

 

依存と甘えはセットですか、まさにこの通りです。

 

お酒に溺れ依存し、TOKIOのメンバーに甘えて、

 

起こした事件の重大性への認識も甘いと思いました。

 

 

アルコール症は四段階を経て嗜癖(耽溺症)に至るとされています。

 

第一段階は前アルコール症で、社交的に付き合いで飲んだり、緊張や嫌なことを忘れるために飲みます。

 

第二段階では隠れて飲み(主婦のキッチンドリンカーなどの例)、

記憶欠損、意識がなくなり記憶欠損が目立つようになります。

 

第三段階は価値ある全ての物を失う重大な危険性に直面しているように見えるため、決定段階といわれます。

自分でお酒を飲む事のコントロールが出来ず、昏睡・意識喪失に陥るまで飲み続けてしまいます。

昼間から飲み、周囲の人にはっきりと判るようになります。

 

第四段階は慢性段階といわれ、毎日飲みお酒を欠かす事ができなくなり、飲むためだけに生きているような状態になります。

外見に気を使わなくなり、自尊心を失い、自分の行動の全てに自責の念をもたなくなります。

 

山口氏の場合は、第三段秋の決定的段階から

 

第四段階の慢性段階に入りかけている状態と考えられます。

 

 

お酒を飲むことによって酩酊状態になるのは、

 

http://lacan-msl.com/diary3/2018/05/-29tokio.html" 分析家の語らい29で書いた、自他未分化な胎児の状態の再現であると共に、

 

もう一つは、思考を止める目的があります。

 

人間の悩みとは、ああすればよかった、あれがいけなかった

 

という考えが止まらない状態で、これに疲れ果ててしまいます。

 

いつまでもクヨクヨ思っても仕方ないと切り替えられれば良いのですが、

 

それが出来ないので、飲酒によって脳の機能を低下させ、

 

麻痺させるしかありませんす。

 

お酒が麻酔薬の役目をしてくれます。

 

緊張や不安が高い人は、それらを緩和するためにアルコールが多く必要です。

 

それは飲酒によってしか不快感を軽減できないで、

 

アルコールにしがみつき依存している状態です。

 

 

山口氏もこれらの無意識があったと考えられますが、

 

無意識は自分では気づけないので、

 

本人は自分でもなぜこんな事をしてしまったのかと悔み落ち込むばかりでしょう。

 

自分のものでありながら、自分では気づけない無意識は厄介で危険です。

 

この無意識を知って、仕合わせになりましょうというのが精神分析です。

 

 

アルコール依存症他、様々な悩みご相談ください。

 

 

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分析家の語らい 29(「TOKIO」山口達也女子高生への強制わいせつ事件に寄せて)

TOKIO」の山口達也氏が女子高生に無理やりキスをしたとして、わいせつ容疑で書類送検され起訴猶予となった事件。

 

山口氏は今年1月15日から2月12日まで

 

アルコールの治療のため入院していたといいます。

 

その退院直後に飲酒し、酩酊泥酔状態でNHKの『Rの法則』で共演した

 

女子高生を自宅に呼び、女子高生に無理やりキスをした。

 

この時山口氏本人は焼酎1本を飲んだと会見で言っています。

 

 

以前から酒癖が悪く、仕事の現場でも酒気がしたり、

 

現場のロケが滞ったりすることがあったといいます。

 

アルコール依存症を疑う声があります。

 

 

アルコール依存は心の病です。

 

飲酒による酩酊状態は自他未分化な胎児の状態の再現です。

 

自他未分化とは、お母さんのお腹の中にいる胎児の

 

まだ自分と母の区別がない状態をいいます。

 

この世に生まれ出て、臍の緒を切られた時にはもうお母とは別個の存在です。

 

まして46歳の大人が母のお腹の中には戻れないので、アルコールの力を借りて、

 

胎内に近い状態(=酩酊による自他未分化)を作ります。

 

これは一般には『幼児返り』といわれ、精神分析では『退行』といいます。

 

自我は苦痛や不安、ストレスと感じ現実に行き詰まると、

 

防衛機制を駆使して何とか現状の打開を目指します。

 

それはその人の人生初期の小児的行動様式を取ることになります。

 

苦痛や不安、ストレスができる限り無かった時代が、その人にとって小学生か、

 

5歳か、2歳か、胎児かによって戻る時が違います。

 

山口氏は胎児にまで退行しなけれならなかったとうことです。

 

胎児で止まらない人は前世まで持ち出しますが。

 

『未成熟』の一言です。

 

 

私達は、身体は時間と共にそれなりに成長して行きますが、

 

母親の適切な世話がなければ心は成長しません。

 

 

今回、酩酊状態で女子高生に無理やりキスをした、という事から考えます。

 

キスは、一つには鳥などが行う給餌行動からきているといわれています。

 

母鳥が子どもの鳥に口移しで餌を与えるこの給餌行動は、

 

親子の絆や愛情を深めるものと考えられます。

 

すると、山口氏は何らかの事情によって乳児期にお母さんのオッパイを

 

安心・安全の中で心地よく飲めなかったと推測されます。

 

安心して心地よく飲むためには、母が24時間体制でそばにいて

 

赤ちゃんの要求に応えられる環境が必要です。

 

その環境がなければ、いつもオッパイを飲みたい、欲しいに固着します。

 

大人になって母のオッパイを飲むわけにはいかないので、

 

アルコールに置き換えます。

 

お酒・アルコールはいい具合に、胎児の自他未分化な母との融合・一体感を

 

得られるので好都合です。

 

薬物も同じ理由で選ばれます。

 

 

これらは本人にとって無意識なので、何らかの治療をしなければ

 

お酒を飲み続けることになり、

 

また何か事件を起こすことになるでしょう。

 

 

この無意識を知って書き換え、成長を目指すのが精神分析です。

 

 

      ラカン精神科学研究所 セラピスト 登張豊実

 

 

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ラカン精神科学研究所メールマガジン 第98号(2018年5月1日)発行のお知らせ

 

ラカン精神科学研究所では、毎月1回、月初めにメールマガジンを発行しています。

 

2018年5月1日、 ラカン精神科学研究所メールマガジン98号発行しました。

 

日々、クライアントの分析をする中で感じたことや、理論、自分の事を例にあげて書いています。

 

 

No,98今月のメルマガのテーマは、「心を守る無意識、防衛法」です。   私事ですが、埼玉県鴻巣市に引っ越すことを決めて、

慌ただしくその準備に取り掛かりました。 …よくよく後から考えてみると、今の鴻巣のセラピールーム兼住居は、

引っ越す前の滋賀県大津市唐崎で借りていた2つの賃貸物件に

似ていることに気づきました。 …人は分離不安を緩和するために、どこか似たところを残します。

一気の分離は心の負担になります。

引っ越しは慣れ親しんだ人々や家、周りの環境との別離です。

それなりに親しみや愛着を持った人・事・物との別れは

対象喪失にも繋がります。 …一般的にはおめでたい事、例えば結婚や妊娠・昇進も

心的ストレスとなります。 …これまでの自分の立場、環境、地位との別れが、

いかに人の心に影響するかがわかります。 …人は12種類の防衛法を用いて心を守っていることがわかります。

心が壊れないように無意識・意識は働いてくれます。

しかし、あまりにストレス・負担が大きい場合には

防衛が破綻して、心身のバランスを崩し症状が表れます。 …人の心、精神は複雑です。

その構造を教えてくれる『精神分析』をもっと知りたい、

学びたいと考えます。…             (メルマガより一部抜粋)

 

 

興味ある方はお読みください。 

 

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分析家の語らい 28(言葉と意味:オールOKで子どもに楽しい人生を)

 

精神分析は言葉を重要視します。

 

より多くの言葉を覚えなさいと言われます。

 

広辞苑を引いて知らない言葉の意味を覚えていきます。

 

持ち歩くにはコンパクトな電子辞書が便利ですが、

 

辞書を引いたほうが良いということで、机上版の大きな分厚い

 

二巻に分かれた広辞苑を買って、まさに机の上に置いて

 

いつでも引けるようにしています。

 

 

「電子辞書があればいいのでは?」と思ったのですが、

 

我が師が言うように、ある言葉を引くとそれに関連した言葉が

 

後に続いて出てくるので、

 

電子辞書よりわかりやすく、関連して覚えるには良いと思いました。

 

 

広辞苑の紙の辞書を引いて、初めて電子辞書の見方、使い方、

 

言葉の覚え方を知りました。

 

 

また、言葉は知っていても、その意味を正しく理解していなかったことに

 

気づきました。

 

大体こういう感じの意味というくらいにしか理解しておらず、

 

これでは物事や文章、語りを正しく理解することは出来ないとわかりました。

 

 

 

精神分析では、人それぞれ自分の辞書が違うといいます。

 

その人の経験などにより、その人の言葉の意味がつけられています。

 

これは広辞苑などの辞書の意味とは全く違います。

 

分析では、そのクライアントの意味の付け方をみていきます。

 

意味は任意に選択された物事・言葉の差異から生まれます。(ラカン

 

 

例えば子どもの頃行ったお祭りの屋台や出店で、

 

欲しいものを買ってもらったなど、何か嬉しい事があった人は、

 

お祭りは「楽しい」という意味がつけられます。

 

しかし、欲しかったものを買ってもらえなかったり、

 

何か怒られた事があったりすると、お祭りは嫌な思い出、「嫌い」となります。

 

そのように、プラスとマイナスの記号を付けて、

 

意識または無意識に登録されていきます。

 

当然プラスの記号の付いた事が多ければ、

 

その人の人生は楽しいものになるでしょう。

 

 

子どもに『オールOK』する事は、プラスの記号・意味を増やす事になります。

 

 

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