ラカン精神科学研究所

ラカン精神科学研究所では、心の病、悩み相談・治療をしています。薬物や催眠・暗示を使わず主に精神分析という対話療法で治療します。その他ご相談もお受けします。 相談・治療内容は、登校拒否、引きこもり、ニート、非行、神経症(強迫神経症・不安神経症など)、恐怖症(対人恐怖症・広場恐怖症など)、パニック障害、摂食障害(過食症・拒食症)、子育て、家族問題(親子関係・夫婦関係)などで、とにかく話を聴いて欲しいと言われる方もおられます。 また「子育て相談室」や「分析理論講座」、「インテグレーター養成講座」を開催しています

分析家の独り言 676(母性喪失と肥満、依存症)

http://lacan-msl.com/diary3/2015/06/-675.html 分析家の独り言675(母性喪失と犯罪)</a>で、当然受けるべき母性的世話を受けられなかった

 

母性喪失による障害の一つ、非行、犯罪者などの反社会的行動を取り上げました。

 

 

障害の二つめに、愛情欠損性格という性格の偏りがあげられます。

 

自分に与えられるべき母の世話がないと、何か自分の中に欠け落ちたものがあると感じます。

 

 

人は欠如があると気になり、埋めたいという心理が働きます。

 

この欠如を埋めたい、埋めるために何かが欲しい。

 

何で埋めようかと考えたときに、一番簡単なのは食によって埋め合わせることです。

 

空腹の胃袋を食で満たすように、欠如感が大きければ大きいほどどんどん食べます。

 

そうすると当然肥満になります。

 

ですから、太った人は愛情欠損性格の典型といいます。

 

 

そして、欠如感の強さが心の空虚感に繋がり、虚しさを感じます。

 

寂しがりやとなります。

 

この虚しさと寂しさを埋めるために、いつも何かに打ち込みます。

 

こういう人はスケジュールが詰まっていないと不安になります。

 

何かに打ち込んでいたり、予定があると虚しさよ寂しさに捕まらなくて済みます。

 

それでも埋まらないで耽溺行為に行きます。

 

耽溺行為とは字のごとく、何かに耽り溺れることです。

 

それが更に依存症を生みます。

 

お酒に耽り溺れる、これはアルコール依存症です。

 

また更に薬物(麻薬・覚せい剤など)依存に至る人もいます。

 

買い物依存、ギャンブル依存もそうです。

 

 

芸能人の中にも薬物依存で逮捕された人がいます。

 

再犯率も多いのが現状です。

 

自分の欠如に気付き、社会適応する方法で埋めることを考えるのが難しいのでしょう。

 

 

喪失感、欠如感、寂しさがあるため、人・物・事が無くなることにとても敏感です。

 

別れや喪失に弱く、いつも自分のまわりに物を集め、囲まれ、抱えていたいので、

 

物欲が強くなり、物をいっぱい集めたくなります。

 

集められたものは母の代理物です。

 

 

また、ごみを捨てられない人もいます。

 

その捨てられないゴミこそ、世話されず見捨てられた自分です。

 

だから、わざわざゴミを拾ってくる人もいます。

 

 

全てのことには訳があり、ただ非難したり怒ったりしても事態はよくなりません。

 

困った事象の裏にある心(無意識)の構造を知れば、対策法・治療法を見出せます。

 

その心(無意識)を知り実際に埋める方法が精神分析にあります。

 

 

 

            - インテグレーター養成講座1(自我論、母性)- より

 

 

               インテグレーター(精神分析家) 登張豊実

 

 

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