ラカン精神科学研究所

ラカン精神科学研究所では、心の病、悩み相談・治療をしています。薬物や催眠・暗示を使わず主に精神分析という対話療法で治療します。その他ご相談もお受けします。 相談・治療内容は、登校拒否、引きこもり、ニート、非行、神経症(強迫神経症・不安神経症など)、恐怖症(対人恐怖症・広場恐怖症など)、パニック障害、摂食障害(過食症・拒食症)、子育て、家族問題(親子関係・夫婦関係)などで、とにかく話を聴いて欲しいと言われる方もおられます。 また「子育て相談室」や「分析理論講座」、「インテグレーター養成講座」を開催しています

分析家の独り言 682(オールOK No.9:承認・肯定が子どもの心を育む)

私達の中に積極的に対象を『見る私』、

 

対象(他者)から『見られる私』、

 

『見る私』、『見られる私』の両方を見る『本来の私』があります。

 

『見る私』と『見られる私』が同じであれば、『本来の私』も同じになり、

 

自己一致感を持てます。

 

 

『見る私』が能動的に何か言ったり行動したりした時、他者に「それはいいね」、「OKです」

 

と言われると、私は全て一致します。

 

 

子どもはいろいろな要求を出してきます。

 

例えば、「ゲーム機やゲームソフトが欲しい」と言います。

 

お母さんが「いいよ、わかった、買いに行こう」と言えば、

 

ゲームが買いたい・欲しい自分を母が承認したことで、自分というものが一致します。

 

ところが、お母さん方が「ダメ」と言います。

 

子どもの中では、ゲームが欲しい自分と、

 

ゲームを欲しがっていけない自分に分裂してしまいます。

 

否定された自分=ゲームが欲しい自分は、自分から切り離してしまうしかありません。

 

 

親の言う事を聞くのが良い子で、子どもはそうしなければ怒られたり、愛されなかったり、

 

待遇が悪くなることがわかっています。

 

親の言うことをきいてその通りにする自分は『良い子』であり、

 

親に逆らい自分の要求を通す自分は『悪い子』、と親も子ども自身も意味づけます。

 

 

『オールOK』しないと、何かをしたい・欲しい自分と、否定された自分を

 

心の中で維持し続けることが出来ずに、分裂していきます。

 

諦めた欲求・欲望は自分から切り離され、無意識にしまわれています。

 

これが自己不一致感を生み、アイデンティティのなさになっていきます。

 

自己愛、自己肯定感も育ちません。

 

 

子どもに承認・不承認をランダムに出すと、分裂していきます。

 

同じことをしても親の機嫌・気分で、ある時は承認され、またある時は不承認・否定される。

 

その時その時の、親の気分で変わる「OK」と「NO」に法則はないために、

 

子どもは親の顔色をみますが、訳が分からず混乱します。

 

 

親が子どもを承認・肯定する一貫した態度が『オールOK』です。

 

決して子どもを我がままにするのではなく、健康な精神を育む子育て法です。

 

 

                - インテグレーター養成講座5(防衛行動)- より

 

 

                  インテグレーター(精神分析家) 登張豊実

 

 

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http://www.sifuku-no-yakata.com/ 始源回帰セラピー