ラカン精神科学研究所

ラカン精神科学研究所では、心の病、悩み相談・治療をしています。薬物や催眠・暗示を使わず主に精神分析という対話療法で治療します。その他ご相談もお受けします。 相談・治療内容は、登校拒否、引きこもり、ニート、非行、神経症(強迫神経症・不安神経症など)、恐怖症(対人恐怖症・広場恐怖症など)、パニック障害、摂食障害(過食症・拒食症)、子育て、家族問題(親子関係・夫婦関係)などで、とにかく話を聴いて欲しいと言われる方もおられます。 また「子育て相談室」や「分析理論講座」、「インテグレーター養成講座」を開催しています

分析家の独り言 687(投影3:他者を通して嫌いな自分に気付く)

 

自分が意識している自分(例えば真面目な自分)とは正反対の自分(不真面目な自分)が

 

相手に投影されると、「嫌い」と感じます。

 

 

他者を見て不快・嫌悪を感じたら、それこそ自分です。

 

こうして他者の中に発見するのは自分です。

 

 

この心の構造を理解して、多くの人と接して会話すれば、

 

これも自分、あれも自分だと、これまで意識していなかった自分に出会い気付きます。

 

こうして無意識に気付いて意識化すると、意識野が広がり無意識のレベルが下がります。

 

 

自分の無意識にあったものを他者に投影して気付き、意識に組み込んでいく。

 

これを繰り返して、意識野を広げていきます。

 

 

投影のメカニズムがなければ自分を他者の中に発見し、

 

それを自己だと認識することもできません。

 

 

また、他者の中に自分を見出す同一視というメカニズムがあるために、

 

「他者は自分を映す鏡」となります。

 

同一視によって、投影したもの(不真面目な自分)を自分だと気付かせてくれます。

 

 

見たくない嫌いな自分を、自分ではないと否定し無意識に追いやりました。

 

それが他者の中に見えて、分析で語ることで自分だと気付き同一視します。

 

これが言語化=意識化ということです。

 

この作業を分析はしていきます。

 

 

自分が一番自分のことを知っていると思いますが、実は自分は自分のことを知らない。

 

この知らない自分は案外多いのです。

 

それは私達の人間には無意識というものがあるためです。

 

 

不真面目な自分、自分勝手な自分が無意識にあって、それを気付きたくない。

 

しかし気付かなければ、いくら真面目に生きていても

 

無意識にある不真面目な自分が思わぬところで、また知らぬうちに出てきます。

 

それが、何か事件が起きた時に周りの人たちに聞くと、

 

「真面目で、とても事件を起こすようには見えなかった」というセリフです。

 

 

真面目だけでは堅苦しく、楽しい遊び心や息抜きも必要です。

 

真面目と不真面目など、相反するもののバランスを上手くとれると

 

人としての深見や味わいが出てくると考えます。

 

そういう人間像をめざします。

 

 

 

        - インテグレーター養成講座1 自己防衛5《防衛行動》 より

 

 

               インテグレーター(精神分析家) 登張豊実

 

 

 

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