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ラカン精神科学研究所

ラカン精神科学研究所では、心の病、悩み相談・治療をしています。薬物や催眠・暗示を使わず主に精神分析という対話療法で治療します。その他ご相談もお受けします。 相談・治療内容は、登校拒否、引きこもり、ニート、非行、神経症(強迫神経症・不安神経症など)、恐怖症(対人恐怖症・広場恐怖症など)、パニック障害、摂食障害(過食症・拒食症)、子育て、家族問題(親子関係・夫婦関係)などで、とにかく話を聴いて欲しいと言われる方もおられます。 また「子育て相談室」や「分析理論講座」、「インテグレーター養成講座」を開催しています

分析家の独り言691(兄弟間の差別)

 

             -8月大阪子育て相談室より-

 

 

8月4日、大阪子育て相談室を開き、質問され、話し合ったことを紹介します。

 

 

子ども達は夏休みに入り、家にいる時間が多くなりました。

 

そんな中で、兄弟喧嘩もおこります。

 

その兄弟喧嘩は、些細なことがきっかけであることが多いのですが、

 

子どもの中に、他の兄弟との差別感がある場合は、

 

特に喧嘩が頻繁で激しくなります。

 

両親ともに子どもを平等・対等にみて対応することです。

 

 

例えば、母親は兄を特に可愛がるとか、父親は妹を可愛がるなど、

 

片寄った愛情のかけ方をすると、子どもは敏感に感じています。

 

可愛がられていると感じない子どもは、可愛がられている兄弟を嫉妬します。

 

おもしろくないので、いじめるなどして攻撃したくなります。

 

親にも言葉で不満や文句を言います。

 

それを聞き逃さないで親が対応を変えないと、子どもの心に傷を作っていきます。

 

 

自分は可愛がられていない、扱いが違うと感じ、兄弟間で差別されたことは、

 

その子の人生に大きく影響します。

 

 

多いのは、「お姉ちゃんだから」、「お兄ちゃんだから」と、

 

生まれた順番で上だからしっかりしなさいといわれたり、

 

「女の子だから」、「男の子だから」と性別で差別されたりします。

 

その子が望んで一番に生まれたのでもなく、性別も選んだわけではないので、

 

そのことを理由に上だからしっかりしなければならない、

 

下だからしっかりしなくてもいいということはないはずです。

 

 

子どもを平等に扱うとは、それぞれの子どもの要求・欲求合わせた

 

対応をするということです。

 

決して同じものを同じように与えることではありません。

 

お兄ちゃんにおもちゃを買ったから、弟にもお兄ちゃんと同じおもちゃを買うのではなく、

 

お兄ちゃんとは違う、弟が欲しいおもちゃを買う。

 

いえ、弟はおもちゃが欲しいのではなく、どこかへ連れて行って欲しいのなら、

 

それに応えます。

 

 

私と私で無いものを分けるのは、したいこと・欲しいこと・求める事物が違うことです。

 

私と他者の欲望の違いが、私と他者を分けるということです。

 

 

親の望みを押し付けることの無いようにして、

 

その子独自の存在を尊重して、対応してあげてください。

 

 

       インテグレーター(精神分析家) 登張豊実

 

 

http://lacan-msl.com/ ラカン精神科学研究所のホームページ

 

http://mama.lacan-msl.com/ オールOK!子育て法

 

http://archive.mag2.com/0001106260/index.html ラカン精神科学研究所メールマガジン

 

http://www.sifuku-no-yakata.com/ 始源回帰セラピー