ラカン精神科学研究所

ラカン精神科学研究所では、心の病、悩み相談・治療をしています。薬物や催眠・暗示を使わず主に精神分析という対話療法で治療します。その他ご相談もお受けします。 相談・治療内容は、登校拒否、引きこもり、ニート、非行、神経症(強迫神経症・不安神経症など)、恐怖症(対人恐怖症・広場恐怖症など)、パニック障害、摂食障害(過食症・拒食症)、子育て、家族問題(親子関係・夫婦関係)などで、とにかく話を聴いて欲しいと言われる方もおられます。 また「子育て相談室」や「分析理論講座」、「インテグレーター養成講座」を開催しています

分析家の独り言 696(家庭で人間の基礎がつくられる)

 

家庭の中で親にしっかり話を聴いてもらえなかった子どもが、大人になって、

 

親になった時、自分の子どもの話を聴けるでしょうか。

 

 

自分の言いたいことだけを言い、

 

相手の言うことをほとんど聞いていないこともあります。

 

 

言葉が通じないと感じた子どもは、「どうせ言っても理解されないだろう」と

 

諦めて言わなくなります。

 

 

言っても否定されたり、良い悪いと裁かれたり、説教されたりするのでは、

 

話す気になりません。

 

 

自分の言葉を聴いて、受け入れられ、理解される。

 

そして相手の言葉も同じように受け入れて、理解する。

 

これが相互に行われ、交流すると会話になります。

 

 

家庭の中で言葉が通じ、スムーズに会話が成立しているか、とてもあやしくなってきます。

 

私達は子ども時代に家庭で、親との交流する中で言葉を覚え

 

会話を学びます。

 

それは他者と関わり社会に出る前段階で、とても大事で必要なことです。

 

 

本来なら家庭で学んで身につけるべき会話が学習できないと、

 

学校や社会でとても苦労します。

 

 

人と何を話せばいいのかわからないので、人の話の聞くことしかできません。

 

何とか人の輪に入っていても落ち着かず疲れます。

 

かといって群れから外れ一人でいるのも淋しい。

 

話してみようとしても、「こんなことを言ったら変だと思われるのではないか」、

 

と心配で話せない。

 

結局、会話できないために、家庭でも外の社会でも孤立していきます。

 

それに比べて、周りの人達は楽しそうに友達をつくって交流しています。

 

何で自分だけと落ち込みますが、それを知られたくなくて平然を装ったりします。

 

 

会話ということがこんなに大切なもので、その基礎が家庭でつくられるとは

 

精神分析を学ぶまで知りませんでした。

 

ただ漠然と、人と関わるのが苦手と感じ、

 

自分の生きにくさの原因の一つがここにあることもわかりませんでした。

 

 

私に欠けていたものを大人になってから精神分析を通して学び直しました。

 

 

大人になってからでは、大変な労力が要ります。

 

家庭で子どもの頃から、普通に学習できればそれにこしたことはありません。

 

家庭とは人間の基礎をつくる大切で重要な場です。

 

その自覚を親が持つことも大事なことです。

 

そんな自覚のない家庭で育てば自分にもなく、子どもに伝えることもできません。

 

 

それでも、精神分析という道が残されていたことはとても幸運でした。

 

 

 

         インテグレーター(精神分析家) 登張豊実

 

 

 

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