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ラカン精神科学研究所

ラカン精神科学研究所では、心の病、悩み相談・治療をしています。薬物や催眠・暗示を使わず主に精神分析という対話療法で治療します。その他ご相談もお受けします。 相談・治療内容は、登校拒否、引きこもり、ニート、非行、神経症(強迫神経症・不安神経症など)、恐怖症(対人恐怖症・広場恐怖症など)、パニック障害、摂食障害(過食症・拒食症)、子育て、家族問題(親子関係・夫婦関係)などで、とにかく話を聴いて欲しいと言われる方もおられます。 また「子育て相談室」や「分析理論講座」、「インテグレーター養成講座」を開催しています

分析家の独り言 703(プラスの言葉2:母の知性と配慮)

 

分析家の独り言702(プラスの言葉)http://lacan-msl.com/diary3/2015/09/-702.html で、私が「夏が嫌いだ」と言い続けた言葉が、娘まで夏を嫌いにしてしまった。

 

更に遡れば、私もまた私の母から「英語が嫌い」ときき続けたことで、

 

私は英語が嫌いで苦手になった、という話をしました。

 

 

子どもは親を真似て同一化する。

 

それは子どもの自我が確立せず、親と心理的に分化・分離していなければ尚更です。

 

母自身の自我が確立されていなければ、私は私、子どもは子どもという

 

個人としての尊重もなく、子どもを取り込んでしまいます。

 

母親がそのまた母と心理的に自立できず、不安なく親と分離できていなければ、

 

この母親の分離不安から、無意識に子どもに自分と同じであれ

 

というメッセージを吐き続けます。

 

 

それが子どもを潰すことになります。

 

わざわざマイナスの言葉を子どもに言わなければ、

 

子どもはその言葉に侵されることはありません。

 

意識的に子どもを潰そうなどと思っていなくても、無意識にマイナスがあれば、

 

そしてそれが多ければ多いほど、

 

マイナスの言葉となってシャワーのように子どもに降り注ぎ、汚染していきます。

 

 

こうして内容は“英語”が“夏”に変わっただけで、

 

マイナスの現象が下の代へと受け継がれていってしまいます。

 

これが負の世代連鎖です。

 

 

子どもに語る言葉はよほど気をつけないといけないことがわかります。

 

そして親の中にある無意識を知って、意識化しておくことが大事です。

 

無意識にあるものは、あるか無いかもわからないのでコントロールできません。

 

意識化できれば、言って良いこと悪いことの判断ができます。

 

 

思慮深い知性と配慮が子育てには必要です。

 

『母なるものとは積極的、献身的で思慮深く、かつ連綿とした優しさとでもいうべき風土の中で、相手に向けられた配慮全体と称すべきもの』(シュヴィング)

 

という文面が思い出されます。

 

 

これは次回(9月22日)スカイプ・分析理論講座で話すテキストの『母性』にある文章です。

 

もちろんインテグレーター養成講座の中にもあります。

 

 

無意識に気づき、意識化するのが精神分析です。

 

 

           分析理論講座 母性  (9月22日)に寄せて

 

 

              インテグレーター(精神分析家) 登張豊実

 

 

http://lacan-msl.com/ ラカン精神科学研究所のホームページ

 

http://mama.lacan-msl.com/ オールOK!子育て法

 

http://archive.mag2.com/0001106260/index.html ラカン精神科学研究所メールマガジン

 

http://www.sifuku-no-yakata.com/ 始源回帰セラピー