ラカン精神科学研究所

ラカン精神科学研究所では、心の病、悩み相談・治療をしています。薬物や催眠・暗示を使わず主に精神分析という対話療法で治療します。その他ご相談もお受けします。 相談・治療内容は、登校拒否、引きこもり、ニート、非行、神経症(強迫神経症・不安神経症など)、恐怖症(対人恐怖症・広場恐怖症など)、パニック障害、摂食障害(過食症・拒食症)、子育て、家族問題(親子関係・夫婦関係)などで、とにかく話を聴いて欲しいと言われる方もおられます。 また「子育て相談室」や「分析理論講座」、「インテグレーター養成講座」を開催しています

分析家の独り言 706(人と比べることを止めませんか)

 

人には家族、友人、会社、地域、親戚などその人を取り巻く、

 

様々な人間関係、繋がりがあります。

 

これら人間関係の中で、自分はどういう位置にいるか。

 

この自分の位置、ポジションが問題になります。

 

本来なら対等な関係であることですが、実際にはほとんどが上下関係です。

 

人間関係での上下とは、他者との比較による優劣になります。

 

自分が上であれば優越感を持ち、自分が下であれば劣等感を持ちます。

 

ここで人は悩みます。

 

 

人は出来る限り人より下にはなりたくない、劣等感を持ちたくはありません。

 

そこで勉強が出来るか出来ないかという価値基準がよく用いられます。

 

テストによってはっきりと点数が出て順位が決まります。

 

学校でのその成績によって、いける学校、大学が決まります。

 

一般的に、高校・大学のランク付けがされています。

 

学校名を聞けば、「お宅のお子さんは優秀なんですね」などという会話が聞かれます。

 

勉強が出来ることに価値を置けば、いい学校、いい大学に入ることで

 

子どもやその親は優越感に浸り、自己愛を満たすことができます。

 

勉強が出来ることが賢いことで、勉強が出来ないことはバカだという

 

単純な振り分け方をされてしまうことが大半です。

 

勉強だけで、それも学校のテストの点数、学校名で

 

人間の価値を上だ下だということ自体がいかがなものかと考えます。

 

 

しかし、劣等感は味わいたくないために、人としのぎを削ることになります。

 

誰が上か下かで競い合い、葛藤し悩みます。

 

様々な場面で優劣にこだわり、上に行こうとするために心身ともに疲れ果てます。

 

これが負担となり神経症をつくることにもなります。

 

 

人と比較して自分が上か下かの優劣の価値観から離れると、

 

生きることが楽になり、楽しむこともできるようになります。

 

優越感・劣等感から離れるためには、まず人と比べることを止めること。

 

そして自分で自分の位置を決める、つまり自己規定することです。

 

人との比較ではなく、自分の良さを知って、自分を活かし、

 

この世にただ一人の自分になることを目指す。

 

そうすれば皆、仕合せになれると考えます。

 

 

小さい頃から親の意志によって勉強を強いられ、

 

心をいためたクライアントを見てきました。

 

子どもは勉強に限らず片寄った価値観を押し付けられ、

 

それを跳ね除けることはできません。

 

そこには親自身の劣等感による傷つきもあります。

 

この親の無意識・コンプレックスを癒すことからはじめませんか。

 

 

全ての人に楽しみや喜びを感じて仕合せに生きられる可能性があると思います。

 

 

       - インテグレーター養成講座Ⅲ 精神分析的精神療法Ⅰ- より

      (今日、10月6日にインテグレーター養成講座で話す内容の一部です)

 

 

           インテグレーター(精神分析家) 登張豊実

 

 

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