ラカン精神科学研究所

ラカン精神科学研究所では、心の病、悩み相談・治療をしています。薬物や催眠・暗示を使わず主に精神分析という対話療法で治療します。その他ご相談もお受けします。 相談・治療内容は、登校拒否、引きこもり、ニート、非行、神経症(強迫神経症・不安神経症など)、恐怖症(対人恐怖症・広場恐怖症など)、パニック障害、摂食障害(過食症・拒食症)、子育て、家族問題(親子関係・夫婦関係)などで、とにかく話を聴いて欲しいと言われる方もおられます。 また「子育て相談室」や「分析理論講座」、「インテグレーター養成講座」を開催しています

分析家の独り言 707(関心:子どものサインに気付く)     

    

              - 10月大阪子育て相談室より

 

 

10月6日、『大阪子育て相談室』を開きました。

 

 

その中で、子どもへの関心の向け方ということが話題に上がりました。

 

心を向けて子どもをみる、その見方で多いのは、監視の目で見るということです。

 

あたたかく見守るというまなざしは難しいようです。

 

 

それは結局、母親である私が、自分の母親にどのように見られたかによります。

 

あたたかいまなざしを受けていたなら、それが自然で当たり前のこととして

 

また子どもに向けることができます。

 

しかし、監視の目を向けられた人は、子どもを自分が見られたと同じ

 

監視の目で見ることしかできません。

 

それしか知らないためです。

 

 

自分が親にされたことしかできないのです。

 

それを、精神分析を通して、分析者との関係で体験し、知として知ることで

 

あたたかいまなざしを学んでいきます。

 

 

精神分析に出合うまでは、子どもを母親である自分の都合で動かしていました」

 

とクライアント達は言います。

 

家事や仕事で忙しい母親の都合で振り回された子ども達が、

 

『オールOK』をすると、

 

これまでとは反対に母を振り回し始めます。

 

母親にとっては形勢逆転し、振り回されるので大変です。

 

しかしそれによって、やっと子どもに主体性が戻ります。

 

母の都合で動かされているのでは、母主動で母に主体があります。

 

これでは子どもは母のリモコンで動くロボットです。

 

これを「母に呑み込まれた」といいます。

 

子どもはいろいろな表現で「これ以上呑み込まないで」とサインを出します。

 

それは言葉や、行動、病気・ケガなどの身体症状などです。

 

何かおかしいな、異常だと感じたものはサインと思ってください。

 

 

初めのうちは軽いサインなので気づきにくいですが、

 

子どもも気づいてもらえないと段々大きく重いサインにしてきます。

 

しかしそれは無意識であることがほとんどで、

 

子どもにもサインを出しているという意識はありません。

 

 

そのサインを親が早くキャッチすることが大事です。

 

大体は、振り返ればあの時のあれがサインだったとわかることが多いものです。

 

 

日々の子どもの様子を、関心を持って見てあげてください。

 

「ただいま」と言った子どもの声の調子が、いつもと違うこともあります。

 

それにまず気づいてあげられるのは、お母さんです。

 

 

                インテグレーター(精神分析家) 登張豊実

 

 

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