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ラカン精神科学研究所

ラカン精神科学研究所では、心の病、悩み相談・治療をしています。薬物や催眠・暗示を使わず主に精神分析という対話療法で治療します。その他ご相談もお受けします。 相談・治療内容は、登校拒否、引きこもり、ニート、非行、神経症(強迫神経症・不安神経症など)、恐怖症(対人恐怖症・広場恐怖症など)、パニック障害、摂食障害(過食症・拒食症)、子育て、家族問題(親子関係・夫婦関係)などで、とにかく話を聴いて欲しいと言われる方もおられます。 また「子育て相談室」や「分析理論講座」、「インテグレーター養成講座」を開催しています

分析家の独り言 709(虐待:痛みによってバラバラな心身を繋ぐ)

 

外傷体験(虐待)によって心身の苦痛に耐えられず、自分を解体していった結果

 

自分というまとまりを失い、空無化恐怖=自己の空っぽ感にいたりました。

 

今度はバラバラ感と空っぽの自分を繋ぎとめるために、自分に痛みを加えます。


これは身体の痛みの方が心の痛みよりずっとましなために、

 

自傷行為などによる身体の痛みに置き換えるためでした。

 

http://lacan-msl.com/diary3/2015/10/-708.html 分析家の独り言708 虐待:自ら苦痛を求める 参照)

 

 

痛みは全神経に繋がっているために、虐待によって解離し、

 

バラバラになった身体とその感覚を一気に繋いでくれます。

 

すると、いつも自分の痛みを与え続けなければいけません。

 

リストカットが繰り返されるのはこのためです。

 

 

一般的にみれば、なぜわざわざ痛い目をして自分の身体(手首)を傷つけ、

 

しかも一回ではなく、何度も切る必要があるのかと不思議に思います。

 

全てのことには理由があります。

 

痛みがバラバラな身体感覚を繋いでくれるとしたら、切る理由も納得できます。

 

その身体の痛みの方が心の痛みよりまだましなほど、心が傷ついているとは、

 

どれほどの痛みと傷を負っているのでしょう。

 

 

自傷行為をする本人にも、なぜこんなに自分の身体を傷つけてしまうのかわからず、

 

止めたいけれど止められないはずです。

 

「自分を傷つけたかった」、「痛みと赤い血を見るとホッとする」という言葉を聞きます。

 

 

すると、いつも身体が軽く健康ではいけません。

 

身体がだるく、痛みを感じ、不快があると身体全体が繋がります。

 

このため、だるさや痛み・不快感が無いと、自ら作り出します。

 

 

例えば、いつも自分の身体をつねります。

 

つねるとその痛みで自分の身体、意識と現実、そして今の時間が繋がります。

 

つねるくらいの痛みでは足りないと、より強烈な痛みを求めます。

 

それが事故・ケガ、病気による手術という形になることもあります。

 

他には、浣腸、嘔吐、強迫的冒険、すなわち危険に身をさらす行為。

 

更には、薬物依存になり、身体も心もボロボロになってしまいます。

 

 

全て無意識からこれらが行為化されます。

 

破壊衝動を止め、プラスのあたたかく心地好いものを求める心をつくることです。

 

時間はかかりますが、精神分析がその道を教えてくれます。

 

 

     - インテグレーター養成講座Ⅰ 自己防衛Ⅱ 児童虐待- より

     (10月11日 インテグレーター養成講座で話した内容の一部です)

 

 

            インテグレーター(精神分析家) 登張豊実

 

 

http://mama.lacan-msl.com/ オールOK!子育て法

 

http://archive.mag2.com/0001106260/index.html ラカン精神科学研究所メールマガジン

 

http://www.sifuku-no-yakata.com/ 始源回帰セラピー