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ラカン精神科学研究所

ラカン精神科学研究所では、心の病、悩み相談・治療をしています。薬物や催眠・暗示を使わず主に精神分析という対話療法で治療します。その他ご相談もお受けします。 相談・治療内容は、登校拒否、引きこもり、ニート、非行、神経症(強迫神経症・不安神経症など)、恐怖症(対人恐怖症・広場恐怖症など)、パニック障害、摂食障害(過食症・拒食症)、子育て、家族問題(親子関係・夫婦関係)などで、とにかく話を聴いて欲しいと言われる方もおられます。 また「子育て相談室」や「分析理論講座」、「インテグレーター養成講座」を開催しています

分析家の独り言 711(絆:家族仲良く)

 

PTSD者(心的外傷者)の治療の目的は、患者の回復を促進すること。

 

そしてこの人間関係において、治療者は患者・クライアントの同盟者になることです。

 

それは、クライアントは安全であるはずの家庭や社会で、信頼を裏切られた人なので、

 

治療者である分析家は絶対に裏切らない、つまり同盟者となります。

 

 

子どもが一番信頼し、愛着し、守ってもらいたい人は親です。

 

ところが、この親から叩く、無視するなどの虐待を受けると、

 

子どもはどこにも頼れず、助けを求める事もできません。

 

そん中で育てば傷を負い大変苦しく、人への不信や恐怖を持ちます。

 

 

分析者と同盟関係を結べば、何かの時に守ってもらえるという安心感になります。

 

分析者はクラインとにとって、裏切らない、信頼してもいい、大丈夫、守られる

 

という存在になり、クライアントを支えます。

 

こうなった時、クライアントは分析者に心を許し、心を開くことができます。

 

 

やはり、信頼、ラポールということが人間関係の基本ということです。

 

0~1.5歳の口唇期に獲得されるべき『基本的信頼』をしっかりつくっておくことが大事です。

 

基本的信頼を持っている親は、まず子どもを虐待することはありません。

 

 

この裏切らない、信頼できる、大丈夫、守られるということを

 

精神分析以外で求めるとしたら何になるでしょう。

 

それが神であり、宗教になると考えられます。

 

神を信じて拝んでいれば、裏切られることはなく、守られると思えます。

 

 

それは、神が裏切らないのはしゃべらず沈黙しているからです。

 

語らなければ否定も、裏切りもありません。

 

 

私事ですが、私の親は熱心に宗教をしました。

 

その宗教を信じ、自分達ばかりか子どもである私にも宗教を強制しました。

 

私はそれがたまらなく嫌で苦痛でした。

 

 

分析理論を学ぶ中で、家族が信頼と愛と絆で結ばれていたなら、

 

家族がその人の心の支えとなり拠り所となると知りました。

 

そうであれば、家族の団らんや結びつきを度外視して

 

宗教に走ることは無かったと思いました。

 

やはり私の両親もPTSD者だったということです。

 

なぜあれほどまでに宗教に突っ走ったのか、子どもの私にはわかりませんでしたが、

 

精神分析がその理由を教えてくれました。

 

やりたくもない宗教を強いられて苦しみましたが、理由がわかり納得すると

 

それだけのことだったのかと捨てられます。

 

納得のいかないことが人を悩ませます。

 

 

世界中に家族の問題が溢れています。

 

心的外傷の理論を解説しながら、またいろいろ考えさせらます。

 

 

家族仲良く、その最小単位である夫婦関係が良好であることが大事だと

 

つくづく感じます。

 

そのための支援・サポートを、分析を通していていきたいと考えます。

 

 

       - インテグレーター養成講座Ⅰ 自己防衛Ⅲ 回復 - より

       (10月18日 インテグレーター養成講座で話した内容の一部です)

 

 

           インテグレーター(精神分析家) 登張豊実

 

 

http://lacan-msl.com/ラカン 精神科学研究所のホームページ

 

http://mama.lacan-msl.com/ オールOK!子育て法

 

http://archive.mag2.com/0001106260/index.htm lラカン精神科学研究所メールマガジン

 

http://www.sifuku-no-yakata.com/ 始源回帰セラピー