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ラカン精神科学研究所

ラカン精神科学研究所では、心の病、悩み相談・治療をしています。薬物や催眠・暗示を使わず主に精神分析という対話療法で治療します。その他ご相談もお受けします。 相談・治療内容は、登校拒否、引きこもり、ニート、非行、神経症(強迫神経症・不安神経症など)、恐怖症(対人恐怖症・広場恐怖症など)、パニック障害、摂食障害(過食症・拒食症)、子育て、家族問題(親子関係・夫婦関係)などで、とにかく話を聴いて欲しいと言われる方もおられます。 また「子育て相談室」や「分析理論講座」、「インテグレーター養成講座」を開催しています

分析家の独り言 714(投影と同一視:子どもは親のコピー)

 

人は他者の中に自分を見出します。

 

自分が嫌う自分の性格・属性を自分ではないとして切り離し、無意識に抑圧して

 

無いことにしておきます。

 

そうすれば、嫌いな自分を見ることも感じることもなく、安心していられます。

 

しかし、他者の中に無意識に自分の嫌っている事が投影されてしまいます。

 

すると、その人が嫌い、気に食わないと嫌悪します。

 

結局それは、自分の嫌いな部分を見て嫌だと言っています。

 

自分の好きなところを他者に投影すれば、その人に好感を持ち気が合います。

 

これが一般的にもいわれる「他人は自分を映す鏡」ということです。

 

人が他者を好きになるのも嫌いになるのも自分の性格・属性の投影です、

 

 

自分が他者に投影したものを、それが自分であると発見し

 

気付かせるのが、『同一視』です。

 

他者の中に見出した属性を自分中に借りて(from)、摂り入れるという方法で同一化がなされます。

 

他者の中に「信頼」という肯定的な性格を見つけたとします。

 

自分には「信頼」がないけれど、「信頼」を持っている他者と交流することで

 

その「信頼」を自分が借りて、摂り入れて、真似ます。

 

こうして他者の良いところを摂り入れて同一化し、自分が成長していきます。

 

 

他者から良いものを借りて真似る、これが人から良いものを吸収するということです。

 

最初は他者から「信頼」を学習し、これが基礎となって

 

自分への「信頼」と他者への「信頼」が出来ていきます。

 

このように、「真似る」が「学ぶ」の基となり、自分の中で自然に発生するものではありません。

 

他者が居なくては自分に気付けないし、自分は育たないということです。

 

 

当然、子どもは母の性格・属性を摂り入れて真似て、人として形成されていきますが、

 

この母、そして父の性格・属性が問題になります。

 

子どもが小さいほど、摂り入れ真似る親の性格・属性の良い悪いの選別が出来ず、

 

良いも悪いも全て摂り入れて真似ます。

 

人間の精神の基礎がつくられる0~3,歳、4歳の間にある程度固まってしまうので、

 

その後の傾向も決まってしまいます。

 

イライラし怒りっぽい親の性格であれば、それを摂り入れて

 

子どもも同じようにイライラし怒りっぽい性格になります。

 

優しい思いやりのある子にしたければ、

 

まず親が優しさと思いやりで子どもに接することです。

 

 

子どもにネガティブな面が見えたり、何か問題は起きたりすると

 

親は子どもが勝手にそうなったと思い、子どもを怒り責めますが、

 

良いところも悪いところも、子どもは親のコピーです。

 

 

親であることの責任や、人間として親としての自覚・資質などの重大さを

 

今更ながら感じさせられます。

 

 

あまりにも無知であったことを、娘たちに申し訳なく思います。

 

精神分析理論講座(インテグレーター養成講座、分析理論講座)を受講する

 

クライアントと共に、更にこれからも学んでいきます。

 

 

  - インテグレーター養成講座Ⅰ自我防衛Ⅴ 防衛行動- より (昨夜11月8日にインテグレーター養成講座で話した内容の一部です。)

 

 

         インテグレーター(精神分析家) 登張豊実

 

 

http://lacan-msl.com/ ラカン精神科学研究所のホームページ

 

http://mama.lacan-msl.com/ オールOK!子育て法

 

http://archive.mag2.com/0001106260/index.html ラカン精神科学研究所メールマガジン

 

http://www.sifuku-no-yakata.com/ 始源回帰セラピー