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ラカン精神科学研究所

ラカン精神科学研究所では、心の病、悩み相談・治療をしています。薬物や催眠・暗示を使わず主に精神分析という対話療法で治療します。その他ご相談もお受けします。 相談・治療内容は、登校拒否、引きこもり、ニート、非行、神経症(強迫神経症・不安神経症など)、恐怖症(対人恐怖症・広場恐怖症など)、パニック障害、摂食障害(過食症・拒食症)、子育て、家族問題(親子関係・夫婦関係)などで、とにかく話を聴いて欲しいと言われる方もおられます。 また「子育て相談室」や「分析理論講座」、「インテグレーター養成講座」を開催しています

分析家の独り言719(オールOK No.10:子どもが言いたいことを言えるために笑顔で応える)

 

子どもは親が想像する以上によく親を見て、気を使っています。

 

家の経済状態や親の心理的状態など、親の言動・表情から敏感に感受します。

 

子どもは自分の言いたい事、したい事、欲しいものを言えずにいます。

 

 

親自身も様々な悩みを抱えています。

 

例えば、親が時間に追われて仕事をしている、経済的に厳しいなど、

 

親が苦労しているのを子どもは見て知っています。

 

子どもに笑顔で『オールOK』しなければ、

 

子どもは親に負担をかけている、迷惑をかけていると思います。

 

 

結果的に、親に気を使う事を子どもに強いてしまう事になります。

 

親が経済的・時間的に余裕がないと、子どもに「あれして欲しい」、

 

「これを買って欲しい」と言われると困ります。

 

言われた時に、笑顔で「OK」出来ません。

 

頭では「OK」しようと思っていても、

 

心では「要求を出されたら困る」、「出すなよ」という思いがあります。

 

その親の思いはどうしても言動に出てしまいます。

 

 

例えば『オールOK』する中で、自分で仕事や家事の段取りをして

 

予定を組んでいるところへ、

 

子どもに「○○へ連れて行って欲しい」と言われると、

 

自分の予定が狂ってしまいます。

 

「それくらい自分で行ってよ」とか、「どれだけ忙しいか少しはわかってよ」、

 

「生活のために忙しい中、こんなに頑張っているのかわからないの」など、

 

いろいろな不満が心の中に出てしまいます。

 

顔が曇り、笑顔で「わかった、OK」と言えません。

 

 

以前スーパーバイザーに言われました。

 

「どんなに親は忙しく大変でも、それを子どもに見せてはいけない」

 

「自分一人でいる時は、あれこれ思い悩んでいてもいいが、

 

子どもにそれを言ったり、見せたり、悟られてはいけない」と。

 

 

「そんなことを言っても、大変なんだから…」と、言いたくなります。

 

しかし、これをすると子どもは気を使い、言いたい事が言えなくなります。

 

 

後に、子どもが言いたい事を言うようになって、

 

「お母さんはお金と時間に厳しすぎる」、「寛容さがない」と文句を言われました。

 

ズバリ私の欠点を指摘されました。

 

「そんなこと言ったって…」と、それでもまだ言い訳したい私もいました。

 

 

すると、今度はクライアントから教えらえます。

 

私と同じ時間やお金に厳しいお母さん達や子ども達を分析すると、

 

その母子関係や、お母さん、子どもの考えている事、感じている事が

 

そのまま自分自身の事に当てはまります。

 

自分のことはわかりませんが、人のことはよく見え、欠点もよくわかります。

 

 

時間に追われていると余裕がなく、子どもへの配慮も思いやりも持てず、

 

不機嫌になったり、イライラをぶつけてしまったりしてしまいます

 

 

精神分析という仕事をしているおかげで、クライアントを通して

 

いろいろな私を見せてもらい、気付かせてもらいます。

 

そうでもしないと変わらない頑固な私が居て、

 

それを改善するには精神分析しかない。

 

私の性格改善・成長のために与えらた仕事なのだと考えるようになりました。

 

 

              インテグレーター(精神分析家) 登張豊実

 

 

http://lacan-msl.com/ ラカン精神科学研究所ホームページ

 

http://mama.lacan-msl.com/ オールOK!子育て法

 

http://archive.mag2.com/0001106260/index.html ラカン精神科学研究所メールマガジン

 

http://www.sifuku-no-yakata.com/ 始源回帰セラピー