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ラカン精神科学研究所

ラカン精神科学研究所では、心の病、悩み相談・治療をしています。薬物や催眠・暗示を使わず主に精神分析という対話療法で治療します。その他ご相談もお受けします。 相談・治療内容は、登校拒否、引きこもり、ニート、非行、神経症(強迫神経症・不安神経症など)、恐怖症(対人恐怖症・広場恐怖症など)、パニック障害、摂食障害(過食症・拒食症)、子育て、家族問題(親子関係・夫婦関係)などで、とにかく話を聴いて欲しいと言われる方もおられます。 また「子育て相談室」や「分析理論講座」、「インテグレーター養成講座」を開催しています

分析家の独り言 723(自己愛:神に成り上がっていた私)

 

『人は自己愛を命懸けで守る』

 

多かれ少なかれ人は自己愛が傷ついています。

 

その傷つきを自分も見ないように、それを気付かないように生きています。

 

しかし、無意識にしまわれています。

 

 

今からおよそ19年前になるでしょうか、

 

インテグレーター養成講座を、学んだ中で、

 

『自己愛』の項目がさっぱりわかりませんでした。

 

当時、病的な肥大した自己愛さえも自分にはないと感じていました。

 

 

後に、私がインテグレーター養成講座をするようになって、

 

テキストや当時のノートを読み直したとき、

 

究極の自己愛、最大の自己誇大感は「神に選ばれた私」という意識である、

 

とありました。

 

そんな意識は自分にはない、と相変わらず思いました。

 

 

ところがまたある時、「自分が神だと思っている人間は、

 

失敗した時、物事が上手く行かなかった時、パニックに陥る」

 

「凡人であれば、上手くいかない事が普通で、上手くいけば儲けものだと感じる」

 

とありました。

 

この文章を読んだとき、「あれっ」と思いました。

 

私は怒られて育ったために、失敗したり、上手くいかないと、

 

「また怒られるのではないか」という恐怖の意識があって、

 

通常以上に焦ったり、動揺したりしてパ二クるのだ」、と

 

思っていました。

 

ところがこの文章を読んだとき、違っていたかもしれない。

 

本当は自分が神だと思っているのかもしれない、と思いました。

 

 

これは大変な事だと気付きました。

 

『神に選ばれた私』どころではなく、『神になった私』でした。

 

もう人間界には居ないという事です。

 

何というおごり高ぶりか。

 

 

しかし、『神になった私』だとすると、

 

些細な事で必要以上に動揺することの納得がいきました。

 

これは急いで自分を神の位置から引きずり降ろし、

 

人間にならなければいけません。

 

 

教育分析の中で、スパーバイザ―にも「私は神だと思っているようです」

 

と話しました。

 

スパーバイザ―に、「その通りだ、200%間違いない」と言われました。

 

 

また、神にまで成り上がらなければ守れないほどの自己愛の傷つきを

 

抱えていたのかと、認識しました。

 

このことに気付いてから、徐々にパ二クることが少なくなり、

 

冷静に目の前の事に取り組むことが出来るようになりました。

 

そして、とても楽になりました。

 

 

「気付きが全てである」、と分析では言いますが、その通りです。

 

精神分析と、その理論を学びたいと言ってくれるクライアントのお蔭で

 

気付かせてもらいました。

 

ありがとうございます。感謝です。

 

 

           インテグレーター(精神分析家) 登張豊実

 

 

http://lacan-msl.com/ラカン 精神科学研究所のホームページ

 

http://mama.lacan-msl.com/ オールOK!子育て法

 

http://archive.mag2.com/0001106260/index.htm lラカン精神科学研究所メールマガジン

 

http://www.sifuku-no-yakata.com/ 始源回帰セラピー