ラカン精神科学研究所

ラカン精神科学研究所では、心の病、悩み相談・治療をしています。薬物や催眠・暗示を使わず主に精神分析という対話療法で治療します。その他ご相談もお受けします。 相談・治療内容は、登校拒否、引きこもり、ニート、非行、神経症(強迫神経症・不安神経症など)、恐怖症(対人恐怖症・広場恐怖症など)、パニック障害、摂食障害(過食症・拒食症)、子育て、家族問題(親子関係・夫婦関係)などで、とにかく話を聴いて欲しいと言われる方もおられます。 また「子育て相談室」や「分析理論講座」、「インテグレーター養成講座」を開催しています

分析家の独り言 730(人間とは、考えるとは) ‐ ラカン講座開講に寄せて ‐

 

ラカンのいう『象徴界』(フランス語でサンポリックという)とは、

 

言語を論理的に矛盾なく構成し考える事・思考する事。

 

精神分析でいう人間とは何か?

 

この言語=意味の塊である象徴界を理解し、考える人間をいうと、

 

私は理解しています。

 

この定義からいえば、そしてあえて偏見・誤解を恐れずに言うならば、

 

考えない、思考しない人間は人間ではない、動物になってしまいます。

 

それはただ食べて体が大きくなっただけということです。

 

私を含め、精神分析を知るまでのクライアント達は、

 

「子どもは食べて着せて寝させて、学校へ行かせていれば育つものだと思っていました」と言います。

 

この言葉こそ、人間を育てるとはどういう事か、

 

そのために何をする事が大事かなど、何も考えていなかったという事です。

 

 

様々な病理に至るような複雑な心と、

 

しかし母に適切に世話され愛される事で健康な心身を持てるという単純な心の構造、

 

そして精神の発達の仕方があり、

 

まずしっかり母親がそばに居て24時間態勢で世話をすることが大事だなどということも、

 

『オールOK、敏速・適確・一貫』などという子育て法も知りませんでした。

 

 

一般的に多くは、ただ思っているだけ、

 

(分析家の独り言 728 考え過ぎる人は動けなくなり孤立する でも書きましたが)思いを巡らせているだけ、

 

想像または妄想しているだけで、

 

これら思う事と、考える事は別の事である事を、ラカン理論は教えてくれました。

 

言葉をしゃべり、書き、使っているからといって、

 

象徴界を持っているとは言えないという事です。

 

 

少し考える事をするようになったために、気付く事が増えていきました。

 

意味を考えるようになりました。

 

例えば、精神分析でいう、親を許すとはどういう事か、

 

(精神内界内界の)親を殺すとはどういう事かなどを理論的に考えて

 

答えを出すことが出来ました。

 

自分の考えに納得し理解すると、親を許す事、殺す事が出来ていきます。

 

現象が変わっていきます。

 

 

ラカン講座を通して、思う事と考える事の違い、象徴界、人間とは何かなどを

 

語っていこうと考えています。

 

 

           インテグレーター(精神分析家) 登張豊実

 

 

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