ラカン精神科学研究所(埼玉県鴻巣市)

ラカン精神科学研究所では、心の病、悩み相談・治療をしています。薬物や催眠・暗示を使わず主に精神分析という対話療法です。その他ご相談もお受けします。 埼玉県鴻巣市にセラピールームがあります。 遠方の方には出張セラピー、スカイプ・電話によるセラピーも行っています。 詳しくは下記ホームページを参照し、お問い合わせください。 ラカン精神科学研究所ホームページ http://lacan-msl.com/  

分析家の独り言 735(うつ病:マタニティー・ブルー)

 

うつ病の誘因として、過労、職務移動、自分や家族の病気、近親者の死、

 

妊娠、出産、選挙の応援などがあげられます。

 

 

妊娠・出産は一般におめでたい事、喜ばしい事ですが、

 

女性にとってうつの誘因となる事があります。

 

 

女性は妊娠した瞬間母になる、

 

つまりこの妊婦の主体は自分の母の主体に重なります。

 

今お腹に我が子を身ごもり、感じていることは、

 

母が自分を妊娠していた時に感じていた事と同じではないかと気づきます。

 

例えば、妊娠中に夫と喧嘩をして、こんな事なら妊娠するんじゃなったとか、

 

お腹が大きくなって、制限されることが多くなり自由がなくなるとか、

 

この子を無事産んで、育てられるだろうかと不安になるなど、

 

自分がお腹の子どもに少しでもマイナスの感情をもったなら、

 

母もまた自分を妊娠した時に、同じマイナスの感情をもっていたと思います。

 

この時、気分はブルーになります。

 

これがマタニティー・ブルーです。

 

 

妊婦が意識しなくても、心は身体で表現され、

 

不安はつわりとして身体症状化し、他には妊娠中毒症、更には切迫流産など、

 

妊娠を維持することが難しくなるほどのレベルに至る事もあります。

 

 

 

そして出産うつ病になるのは、出産が喪失体験(対象喪失)になるためです。

 

24時間、十月十日、お腹に抱え一緒にいた胎児が出産によって自分から離れ、

 

胎外に出てしまう事は対象喪失になります。

 

http://lacan-msl.com/diary3/2014/12/-615.html 分析家の独り言 615(肛門期:出産うつ を参照ください。

 

 

このように、うつ病になる人は分離不安が強いため、分離による喪失体験は

 

大きなうつの誘因になります。

 

 

マタニティー・ブルー、出産うつ病は、女性クライアントに比較的多い相談内容です。

 

お悩みの方は、ご相談ください。

 

 

 

  - インテグレーター養成講座Ⅱ 病理・躁うつ病 治療編- より

 

 

        インテグレーター(精神分析家) 登張豊実

 

 

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