ラカン精神科学研究所

ラカン精神科学研究所では、心の病、悩み相談・治療をしています。薬物や催眠・暗示を使わず主に精神分析という対話療法で治療します。その他ご相談もお受けします。 相談・治療内容は、登校拒否、引きこもり、ニート、非行、神経症(強迫神経症・不安神経症など)、恐怖症(対人恐怖症・広場恐怖症など)、パニック障害、摂食障害(過食症・拒食症)、子育て、家族問題(親子関係・夫婦関係)などで、とにかく話を聴いて欲しいと言われる方もおられます。 また「子育て相談室」や「分析理論講座」、「インテグレーター養成講座」を開催しています

分析家の独り言 736(鏡像関係:子どもは母を真似る、コピー)

 

http://archives.mag2.com/0001106260/20160101000000000.htmlラカン精神科学研究所のメルマガNo.70、平成28年1月発行遊び心:心の余裕・豊かさ」

 

で書いたように、

 

子どもの遊び心をみて学ぼうと、保育園へ見学に行きました。

 

 

年齢は1歳~2歳、3歳前くらいの子ども達でした。

 

親御さんが迎えに来るまでの自由遊びの時間を見させてもらいました。

 

 

子ども達は遊びを通していろいろな事を学んでいくのだなと思いました。

 

いえ、幼い子ども達にとって生活する中で見聞きする事全てが、

 

これから生きるための学習です。

 

 

保母さんが歌いながら身体を動かして虫のように動くと、

 

興味を持った子はすぐ同じように真似ます。

 

とても上手に真似ます。

 

それを見て、これがラカンのいう『鏡像関係』だと思いました。

 

 

何も知らない、出来ないところから、この世に生まれて来た小さな人間は、

 

家庭の中で、親を見て真似て学んでいきます。

 

精神の基礎が出来る0~3,4歳の時期に、何を見聞きし真似て学ぶかが

 

とても大事で、その後の人生に大きく影響します。

 

 

その中でも、鏡像他者である母がどういう人間かによって

 

子どもはその性格などが決まってしまいます。

 

母親が健康な精神を持っていれば、

 

当然子どももその健康な精神を真似ることが出来ます。

 

ところが、例えば母親が精神的病理を持っていたなら、

 

そのまま子どもはそれを真似るしかありません。

 

「子どもは親のコピー」と言われるのはこの事です。

 

子どもは健康な精神を持っている母か、病理を持っている母かを選べません。

 

これは子どもにとって大変な事です。

 

 

母親の良いところも、悪いところも鏡のようにそのまま子どもにコピーされます。

 

母親に良いところが多ければまだいいのですが、悪いところが多ければ、

 

子どもは生きにくい人生を歩むことになります。

 

 

母親とはこれほど子どもへの影響が大きく、また大変な役割であることを

 

私は何も考えず、知らずにいたことを今更ながら恐ろしいと考えました。

 

 

             インテグレーター(精神分析家) 登張豊実

 

 

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