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ラカン精神科学研究所

ラカン精神科学研究所では、心の病、悩み相談・治療をしています。薬物や催眠・暗示を使わず主に精神分析という対話療法で治療します。その他ご相談もお受けします。 相談・治療内容は、登校拒否、引きこもり、ニート、非行、神経症(強迫神経症・不安神経症など)、恐怖症(対人恐怖症・広場恐怖症など)、パニック障害、摂食障害(過食症・拒食症)、子育て、家族問題(親子関係・夫婦関係)などで、とにかく話を聴いて欲しいと言われる方もおられます。 また「子育て相談室」や「分析理論講座」、「インテグレーター養成講座」を開催しています

分析家の独り言 738(うつ病:興味・喜びの喪失 No.2)

 

うつになると、喜びの感情が失われてしまいます。

 

 

そもそも喜びが無いとは、楽しいと感じられた経験が少なく、

 

それに伴う共感が無かったためです。

 

自分が興味を持って対象に向かい対象を味わうとは、

 

そこに楽しさや喜びが感じられます。

 

それを子ども時代に、そばに居て支援してくれる親が共に喜んでくれたかです。

 

「喜びは倍になり、悲しみは半分になる」といいます。

 

この共感、分かち合いが大事です。

 

共に喜んだり悲しんだりしてくれる親がいた人は仕合せです。

 

 

うつ病者はこれらの経験がなく、対象への関心が無くなるために、

 

「あれがしたい」、「これをしよう」という意欲がありません。

 

関心も興味もないのに対象と関わるため、本来ならその対象との間で生まれる

 

楽しい・面白いという味わいが感じられません。

 

そこには充実感も喜びありません。

 

 

それでも何とか懸命に対象と関わろうとしますが、

 

抑うつ気分に陥り、興味を失っているため、

 

以前は味わえた喜びや楽しみが湧いてきません。

 

そのことにまた落ち込んでしまいます。

 

 

何を食べても砂を噛むように美味しくなく、

 

何をしても楽しくなく、

 

周りは楽しそうに盛り上がっているのに、自分は盛り上がれず

 

一人置いてきぼりにされていくと感じます。

 

 

それによって、母に見捨てられた過去の経験が蘇ってきます。

 

貶されたり、否定されたり、無関心であったり、無視されたりした

 

過去の記憶が無意識の中にあります。

 

 

日々子育てする中で、「そうだね」という

 

同意し承認する言葉をかけるといいでしょう。

 

 

   - インテグレーター養成講座Ⅱ 病理・躁うつ病 病相編- より

 

 

          インテグレーター(精神分析家) 登張豊実

 

 

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