ラカン精神科学研究所

ラカン精神科学研究所では、心の病、悩み相談・治療をしています。薬物や催眠・暗示を使わず主に精神分析という対話療法で治療します。その他ご相談もお受けします。 相談・治療内容は、登校拒否、引きこもり、ニート、非行、神経症(強迫神経症・不安神経症など)、恐怖症(対人恐怖症・広場恐怖症など)、パニック障害、摂食障害(過食症・拒食症)、子育て、家族問題(親子関係・夫婦関係)などで、とにかく話を聴いて欲しいと言われる方もおられます。 また「子育て相談室」や「分析理論講座」、「インテグレーター養成講座」を開催しています

分析家の独り言 739(贅沢は素敵:うつ病の無気力と罪意識の書き換え)

 

うつ病者は、無気力と罪意識によって自分をしばり、動けなくなっています。

 

 

外からの刺激を受けて、「あれはいいなぁ」、「私もあれをしてみたい」、

 

「それが欲しい」と、エスにエネルギーが溜まっていきます。

 

この欲望を現実に開放して、エスのエネルギー、リピドーが対象に向かい、

 

それを手にして満足と喜びを得ます。

 

 

しかしうつ病者は無気力と罪意識が、これを拒みます。

 

彼らにとって、欲望の解放して欲しい事・物を手にする事は罪になります。

 

一般的にも「贅沢は敵」という言葉あります。

 

この「贅沢は敵」が彼らの中にもあって、

 

「質素倹約、無駄使いをしない事がいい事」と教えられてきました。

 

この言葉があるために、欲望の解放を拒み、欲しい物を手に出来ません。

 

 

これは、親によって精神に組み込まれた超自我です。

 

何か欲望を満たそうとすると、「お前、そんなものを欲しがってはいけないよ」、

 

「それは贅沢だ」、「止めておきなさい」と、超自我がささやきます。

 

もしもその言葉に背いて欲望を解放し、贅沢をしてしまったら、

 

罪意識を感じるようにプログラムされています。

 

 

エスにエネルギーが溜まると放出したくなるので、入れないようにします。

 

供給するエネルギーが少なければ、「あれがしたい」、「これが欲しい」と

 

欲望に捕らわれ、悩むこともありません。

 

 

無気力・やる気がない事も手伝って、最小のエネルギーで生きることになります。

 

すると、実際の生活においてもエコ意識が高くなります。

 

節水、節電、節約をし、無駄を嫌います。

 

質素倹約といえば聞こえはいいですが、ケチともいえます。

 

外に出るとお金もかかりますから、ますます動かなくなります。

 

ギリギリで生きていき、生活に余裕や潤い、楽しみや喜びがありません

 

 

人は言葉によって縛られています。

 

精神分析は誤った言語の書き換えです。

 

「贅沢は敵」を一文字入れて「贅沢は素敵」に書き換えるといいですね。

 

 

      - インテグレーター養成講座Ⅱ 病理・躁うつ病 治療編2

                   2016.3.13 講座内容 より

 

 

           インテグレーター(精神分析家) 登張豊実

 

 

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