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ラカン精神科学研究所

ラカン精神科学研究所では、心の病、悩み相談・治療をしています。薬物や催眠・暗示を使わず主に精神分析という対話療法で治療します。その他ご相談もお受けします。 相談・治療内容は、登校拒否、引きこもり、ニート、非行、神経症(強迫神経症・不安神経症など)、恐怖症(対人恐怖症・広場恐怖症など)、パニック障害、摂食障害(過食症・拒食症)、子育て、家族問題(親子関係・夫婦関係)などで、とにかく話を聴いて欲しいと言われる方もおられます。 また「子育て相談室」や「分析理論講座」、「インテグレーター養成講座」を開催しています

分析家の独り言 763(まなざしと関心:2016.11大阪子育て相談室より)

分析家の独り言

 

この日子育て相談室参加者の一人が、

 

生後数ヶ月の赤ちゃんを預かって、ミルクを飲ませていました。

 

その赤ちゃんがつけてあったテレビの方を見ながらミルクを飲みました。

 

慌てて、その人はテレビを消しました。

 

「わずか生後数ヶ月の赤ちゃんが、テレビを見るのかと驚いた。

 

おそらく、普段からテレビを見ながらお母さんがミルクを飲ませているのだろう」と、

 

そのクライアントは言いました。

 

「自分も精神分析を知らないで子育てしていた時は、同じことをしていたけど、

 

ダメですよね」とも言われました。

 

 

家族で食卓を囲み食事する時は、家族団欒の大事な時間ですから、テレビを消して

 

家族で楽しく話をしながら食べます。

 

当然、赤ちゃんにとっての食事にあたる、オッパイやミルクを飲む時は、

 

お母さんが抱っこして、アイコンタクトをとり、微笑みながら、

 

ゆったりとした気持ちで授乳する事が大事です。

 

赤ちゃんの反応を見ながら、心地好く飲めているか配慮しながら授乳する

 

その母の心が赤ちゃんに伝わり、赤ちゃんから微笑みが返ってきます。

 

それをお母さんは自分の世話行動への報酬と受け取り、

 

赤ちゃんが一層愛おしくなります。

 

そして、もっと我が子の笑顔を見たくなり、適切な世話をするようになると、

 

ここに親子の絆が出来ていきます。

 

こういう関係をつくっていきたいものです。

 

 

ところがお母さんの赤ちゃんへの関心が薄いと、赤ちゃんにまなざしを向けるより、

 

テレビに目が行ってしまいます。

 

赤ちゃんを想い、反応を見て配慮する事も無くなってしまいます。

 

 

人は関心のある対象に目が行き、心が向きます。

 

自らが積極的に、数多ある対象の中からその対象を選びます。

 

授乳するお母さんが選ぶのは、赤ちゃんか、テレビかという事です。

 

 

子どもはお母さんに関心を向けられるから、自分もお母さんに関心を向け、

 

更に他の対象に関心向ける事を学んでいきます。

 

まなざしを向ける・見るという事は、関心を向ける事にもなります。

 

 

子ども達は未熟で未知なところから成長の過程で、

 

物珍しく興味・関心を引かれるものがたくさんあります。

 

その心を大切に育てていかなければ、全ての物事はどうでもよくなり、

 

「べつに」という言葉が聞かれるようになります。

 

子ども達の日々の言葉に注意し関心を向けていく事も大事な事だと考えます。

 

親はもう忘れてしまっている、昔の我が子への対応が、

 

成長して不登校など何らかの問題に繋がっていきます。

 

全ての事には理由があります。

 

 

           ラカン精神科学研究所 セラピスト 登張豊実

 

 

http://lacan-msl.com/ラカン 精神科学研究所のホームページ

 

http://mama.lacan-msl.com/ オールOK!子育て法

 

http://archive.mag2.com/0001106260/index.htm lラカン精神科学研究所メールマガジン

 

http://www.sifuku-no-yakata.com/ 始源回帰セラピー