ラカン精神科学研究所

ラカン精神科学研究所では、心の病、悩み相談・治療をしています。薬物や催眠・暗示を使わず主に精神分析という対話療法で治療します。その他ご相談もお受けします。 相談・治療内容は、登校拒否、引きこもり、ニート、非行、神経症(強迫神経症・不安神経症など)、恐怖症(対人恐怖症・広場恐怖症など)、パニック障害、摂食障害(過食症・拒食症)、子育て、家族問題(親子関係・夫婦関係)などで、とにかく話を聴いて欲しいと言われる方もおられます。 また「子育て相談室」や「分析理論講座」、「インテグレーター養成講座」を開催しています

分析家の独り言 772(肛門期分離不安と支配から笑顔と仕合せを伝えたい)

 

肛門期共謀夫婦は、夫は妻を、または妻は夫を支配し、

 

自分の思うよう操り、自分の一部にします。

 

夫婦は支配と服従の権力闘争によって一体化を目指し、

 

これによって分離不安を防衛します。

 

分離不安のために、いつも自分に関心を向けさせたいと思い、

 

そのために権力、威嚇による脅しや恐怖が使われます。

 

 

また親は子どもに命令指示し、親の言う通りに子どもを動かそうとします。

 

肛門期には親の威嚇によって躾けられ、

 

「~しなかったら~してあげない」と条件を付けられます。

 

親の言う事をきくと「よくいう事をきいた」と言ってご褒美が与えられ、

 

背くと「なぜいう事をきかないんだ」と罰が下る事もあります。

 

これは動物がいう事をきいて教えられた通りに出来ると餌をもらえ、

 

出来ないと餌をもらえない、調教と同じです。

 

 

罰や威嚇を使って不安や恐怖をかき立て、親に絶対服従なければ

 

生きていけない状態をつくり、思う通りに子どもを操り支配する。

 

これをやられたら、分離不安は非常に強くなます。

 

親の支配から抜け出し、肛門期の課題である『自律』に向かうことは

 

まず不可能です。

 

親に見捨てられたら生きていけない子どもは、親の言いなりになって

 

いい子をするしかありません。

 

この手法は肛門期に限らず、その後もずっと続き、主体性は抹殺され続けます。

 

「私は私」という自分、自我も育ちません。

 

 

残念ながらこの通りの支配を子ども時代から受けました。

 

「早く家を出たい」とは思いましたが、人に頼る事しか知らず、

 

自分の力で生きる等考えも及ばなかった。

 

罰と威嚇に脅え、子どもらしい明るさやのびのびとしたところがなく萎縮して

 

何か訳のわからない不安やイライラ、生き辛さを感じても、

 

自分ではどうすることも出来ませんでした。

 

精神分析を受け、その理論を学ぶと、

 

こういう事だったのかと自分を知り納得できました。

 

自分で生きる意志と力を徐々に持つ事が出来、

 

自分を変える意志を持てば変えられる事を知りました。

 

諦めないで前に進む限り、必ず道は開けます。

 

 

http://lacan-msl.com/diary3/2017/01/-771.html分析家の独り言771(相手に自分と同じ思いを味わせたい:同態復讐法)で、書いたように、

 

「こんなにも自分は喜びを与えられたから、同じように相手にも伝えたい、

これを『感謝』という」の意味がよく分かります。

 

 

笑顔と笑い声の会えない家庭を一つでも多くつくりたい。

 

笑顔は言葉を越えて愛になり、仕合せへと向かいます。

 

その笑顔を多くの人に伝え、仕合せにする役目として働きお使いいただく事を

 

今年の指針とするところまで来られた事に感謝します。

 

   - 精神分析理論講座2 『夫婦共謀3 肛門-サディズム的共謀』』  より -

 

 

              ラカン精神科学研究所 セラピスト 登張豊実

 

 

 

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