ラカン精神科学研究所

ラカン精神科学研究所では、心の病、悩み相談・治療をしています。薬物や催眠・暗示を使わず主に精神分析という対話療法で治療します。その他ご相談もお受けします。 相談・治療内容は、登校拒否、引きこもり、ニート、非行、神経症(強迫神経症・不安神経症など)、恐怖症(対人恐怖症・広場恐怖症など)、パニック障害、摂食障害(過食症・拒食症)、子育て、家族問題(親子関係・夫婦関係)などで、とにかく話を聴いて欲しいと言われる方もおられます。 また「子育て相談室」や「分析理論講座」、「インテグレーター養成講座」を開催しています

分析家の独り言 778(睡眠障害、皮膚疾患・アトピー、不安・心配性の方へ)

 

この度、通常通り仕事をしながら引っ越しの準備を進め実行していったため、

 

引っ越し前の荷物の整理・梱包、引っ越し後の荷物の荷ほどき・収納、

 

更に、2度の引っ越し先は近いこともあり、自分で運べる荷物は車で運びましたが、

 

これらのほとんどを、夜中に作業することになりました。

 

睡眠時間はほぼ3~4時間。

 

ピーク時は昼間1時間寝て、夜2時間寝るという状態でした。

 

人間3~4時間の睡眠でも何とかなるものだなと思いました。

 

ところが、睡眠時間が極端に減り小間切れになると、身体に変化が現れました。

 

それは空腹を感じなくなることでした。

 

いつもなら時間が来るとお腹が空き、一日三食食べますが、

 

お腹が減らないので、一日二食か一食になることもありました。

 

気持ちは張っていて私自身は元気なのですが、当然痩せていきます。

 

遂にある時クライアントに、「体調悪いのですか」と言われました。

 

なぜそう思うのか聞いたところ、「頬がシュッとしているから」と言われました。

 

要は、やつれた顔をしていたのでしょう。

 

差し迫った現実の引っ越しを滞りなく行うことにばかり気がいき、

 

自分の身体を気遣い労わるということを怠り、これがもっと長い期間になると

 

身体の器質機能低下から器質障害・疾患へと進んでいき病気になる。

 

 

この時、睡眠と食事の大切さを改めて考えさせられました。

 

快眠・快食・快便が心身の健康の基本と理論でもいいますが、

 

本当にその通りです。

 

不眠症などの睡眠障害の人は、睡眠だけでけではなく

 

私のように食事面など他にも支障が出る可能性が多いはずです。

 

すると、不登校やひきこもりで昼夜逆転している人達の食もどうだろうと考えました。

 

人は不安や心配があると、眠れないこともあります。

 

クライアントの中に、睡眠時無呼吸症候群の方が何人かいて、

 

酸素マスクのようなもの(CPAP)をつけて寝ている方もいます。

 

 

睡眠時間と共に良質な睡眠が大事です。

 

このため、これまで公開してこなかったのですが、

 

50分の分析時間の中で、リラックスして横になってもらい、

 

分析家がお腹を撫でながらクライアントと会話し

 

分析をするという治療法を行います。

 

お腹を優しく撫でてその感触や手の温もりが伝わると安心するという効果があります。

 

これは不安の強い方にも適します。

 

その際、クライアントは思い浮かんだこと、話したいことを語ってもいいし、

 

眠っても構いません。

 

分析時間のほとんどを心地好く眠るクライアントもいます。

 

普段、酸素マスク(CPAP)無しに寝ると必ずいびきをかくそうですが、

 

分析場面ではマスクが無くても、いびきもほぼ無く眠っていかれます。

 

「すっきりした」、「ホッとする」

 

「お腹を撫でられると、子どもがお母さんに撫でられているように感じる」

 

等と言われます。

 

 

また、アトピーなどの皮膚疾患の方にも撫でることの効果がみられます。

 

続けていくことで、アトピーが消えていった例があります。

 

フロイトは皮膚=自我と言いました。

 

皮膚の傷つきは自我の傷つきに相当します。

 

子どもさんの場合は、お母さんが家でも優しく撫でると効果があります。

 

また、『皮膚自我』(ディディエ・アンジュ―著)の本には、

 

パック療法というものが紹介されています。

 

これの応用で、普段クライアントが使っている毛布またはタオルケットを持参してもらい、

 

それでクライアントの身体を包むという方法もあります。

 

 

睡眠障害や皮膚のトラブル(アトピー等)、不安や心配性で悩んでおられる方、

 

薬を飲んだり薬を塗ったりするだけではなく、

 

実際の人の手で触れられる心地よさや温もりを体験してみてください。

 

 

精神分析は基本的に対話であり、身体に触れることは公にはしてきませんでした。

 

こういった治療法は個別に必要と思われるクライアントに推奨してきました。

 

しかし、私が引っ越しを通して改めて気付いた睡眠の大切さから、

 

公開することにしました。

 

 

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           ラカン精神科学研究所 セラピスト 登張豊実

 

 

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