ラカン精神科学研究所

ラカン精神科学研究所では、心の病、悩み相談・治療をしています。薬物や催眠・暗示を使わず主に精神分析という対話療法で治療します。その他ご相談もお受けします。 相談・治療内容は、登校拒否、引きこもり、ニート、非行、神経症(強迫神経症・不安神経症など)、恐怖症(対人恐怖症・広場恐怖症など)、パニック障害、摂食障害(過食症・拒食症)、子育て、家族問題(親子関係・夫婦関係)などで、とにかく話を聴いて欲しいと言われる方もおられます。 また「子育て相談室」や「分析理論講座」、「インテグレーター養成講座」を開催しています

分析家の独り言 787(自分が目指す理想に向かって進む - 対象aは黄金数 - )

 

我が師は、「クライアントから真理を学ぶ」

 

「真理はどこからでも学べる」と言います。

 

真理は遍満していて、全ての中に宿されている。

 

ただそれを感得する能力が自分に無いだけ。

 

その能力があれば、分析場面においてクライアントから真理を学ぶ事ができ、

 

日常の中にも、学ぶ事がたくさんあります。

 

そこで謙虚な心と無知になって、教わる・学ぶという態度の大切さを知りました。

 

 

精神分析は宗教と重なるところが多いため、

 

神秘主義と混同されることがあるのですが、

 

あくまで精神分析は精神の科学(科学とは体系的で、経験的に実証可能な知識)です。

 

ラカンは精神の構造を、数学、数式を使って説明しています。

 

その一つが、黄金比(1:1.6)、黄金数(0.618)です。

 

「私が他者をどう見ているかという事が、私が全体の中で何であるかという事に

 

等しくなる時、他者は私にとって黄金数だということになる。

 

ゆえにその値はおよそ0.618である」とラカンはいいます。

 

例えば、ギリシャパルテノン神殿の高さと正面の幅の割合や、

 

ピラミッド高さと底辺との比が黄金比に非常に近い値になっています。

 

黄金比はもっとも美しくみえる比率といわれています。

 

 

対象aは黄金数である」ともラカンはいいます。

 

ですから、先程の「私が他者をどう見ているかということが、

 

「私が全体の中で何であるかということに等しくなるとき、

 

他者はわたしにとっての黄金数だということになる。」

 

「そこに対象aが浮かび上がる」ということです。

 

 

例えば、私が他者を努力家だと見、私が他者全体のから努力家であると見られ

 

一致したとき対象aが浮かび上がる、つまりそれが自分の求める理想像であり、

 

そこに到達した。

 

そしてまた次に自分の理想像を0.618の割合で立てていき、

 

それに一致していくのがシニフィアンの運動です。

 

 

このとき、まるでターザンが木から木へ渡っていくように、次の目標・理想が

 

0.618より小さければ近すぎて次の木にすぐぶつかって落ちてしまうし、

 

0.618より大きければ届かないでやはり落ちてしまいます。

 

 

しかし、最初から0.618の割合で自我理想を立てられるわけではなく、

 

初めは0.4であったり、0.5だったりします。

 

0.618は最終目標値です。

 

それでも留まることなく、自分の理想に向かって運動し続けることを

 

「前へ、前へ(進め)」という表現します。

 

そのようにして日々成長・発展していくのが人間であるということです。

 

            ラカン講座 対象a黄金比 より

 

 

           ラカン精神科学研究所 セラピスト 登張豊実

 

 

http://lacan-msl.com/ ラカン精神科学研究所のホームページ

 

http://mama.lacan-msl.com/ オールOK!子育て法

 

http://archive.mag2.com/0001106260/index.html ラカン精神科学研究所メールマガジン

 

http://lacan-msl.com/fondle/ フォンドル・セラピー