ラカン精神科学研究所(埼玉県鴻巣市)

ラカン精神科学研究所では、心の病、悩み相談・治療をしています。薬物や催眠・暗示を使わず主に精神分析という対話療法です。その他ご相談もお受けします。 埼玉県鴻巣市にセラピールームがあります。 遠方の方には出張セラピー、スカイプ・電話によるセラピーも行っています。 詳しくは下記ホームページを参照し、お問い合わせください。 ラカン精神科学研究所ホームページ http://lacan-msl.com/  

分析家の独り言 796(インド映画『きっと、うまくいく』を観て)

 

クライアントに勧められて、『きっと、うまくい』(インド映画)を観ました。

 

3時間近くある作品ですが、いろいろなエピソードが織り込まれ楽しめました。

 

 

自分らしく生きるとは、

 

自分のやりたい事、好きな事を見つけて生きる事だと教えてくれます。

 

 

生まれた時から、もしくは生まれる前から親は子どもに親の欲望を押し付けます。

 

映画の中で、超難関ICE工大の学長は、自分の子どもにも

 

男ならエンジニアに、女の子なら医者になる事を決めて強います。

 

そのために、長男はICE大学を受験したが3度とも不合格で、

 

亡くなったという設定。

 

主人公ランチョーの親友ファルハンは、

 

写真家になりたいが父親が恐くて言えないで、

 

父の言う通りエンジニアを目指して大学に通っている。

 

ランチョーに背中を押されて、父にエンジニアではなく、

 

写真家になりたいと言います。

 

日本でもインドでも同じような事があるのだなと思いました。

 

 

自分の職業、なりたいもの、進む道を決めるのは自分。

 

そんな当たり前の事が他者(親)によって操作され、

 

決められる子どもの苦悩・葛藤が描かれ、

 

それがおかしい事だと改めて教えられます。

 

 

だから赤ちゃんの時から『オールOK』をして、子どもが自分で感じ、

 

子どもが考えたものを「OKです」と親は言う事。

 

親の価値観や考え、希望・欲望を子どもに押し付けない事。

 

そうして育てれば、子どもは自分のしたい事がわかります。

 

大人になって、「自分の好きな事がわからない」、「やりたい事が無い」

 

などという事にはなりません。

 

 

映画の題名である『きっと、うまくいく』は主人公ランチョーが

 

困難に直面した時に自分自身に言う言葉です。

 

「自分がなりたいものは心が教えてくれる。臆病になった時は胸に手をかざしてこの言葉を言うんだ。“"AAL IZZ WELL”(きっとうまくいく!)」

 

 

前向きな言葉で自分を励まし、プラスの方向に引っ張っていくのも大事です。

 

希望・夢が私達を明るい未来に導いてくれます。

 

そんなことを感じさせてくれる映画でした。

 

良ければ観てください。

 

 

           ラカン精神科学研究所 セラピスト 登張豊実

 

 

10月6,13,19,25日、無料談話室を開きます。

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