ラカン精神科学研究所

ラカン精神科学研究所では、心の病、悩み相談・治療をしています。薬物や催眠・暗示を使わず主に精神分析という対話療法で治療します。その他ご相談もお受けします。 相談・治療内容は、登校拒否、引きこもり、ニート、非行、神経症(強迫神経症・不安神経症など)、恐怖症(対人恐怖症・広場恐怖症など)、パニック障害、摂食障害(過食症・拒食症)、子育て、家族問題(親子関係・夫婦関係)などで、とにかく話を聴いて欲しいと言われる方もおられます。 また「子育て相談室」や「分析理論講座」、「インテグレーター養成講座」を開催しています

分析家の語らい 12(コンプレックス:甘え)No.2

子どもの甘えたい、くっつきたい欲望は対象である母に向かっていきましたが、

 

母に受け入れられず、欲望は満たされませんでした。

 

不満に終わりました。

 

フロイトはこれを“欠如”と言い、

 

ラカンは“穴”といい、「欲望は穴として振る舞う」と言いました。

 

甘えたい欲望は欠如の穴のふちをグルグル回るだけで、満たされない構造です。

 

 

母に甘えたい欲望は、それが満たされなかった欠如の穴に

 

固着し執着してしまいます。

 

「甘えたい」にこだわり、そこから離れられなくなります。

 

すると、大人になると「母に甘える」ではなく、

 

「母」が取れて「甘えたい」になり、人に、社会に甘えます。

 

自分だけは許されるだろうと甘えた甘い考えを持つと、

 

清水良太郎容疑者のように、違法薬物に手を出す事にもなります。

 

薬物依存自体が口唇期欠損の甘えと依存から来る症状です。

 

薬物依存者には、これらは無意識での事なのでコントロール出来ません。

 

逮捕されて後悔はするでしょうが、無意識の存在すら知らず、

 

どうすれば改められるもわからずに、甘えが繰り返されます。

 

 

薬物依存者に限らず、自分を変えるということは

 

自分の知らないもう一人の自分ともいうべき無意識を知る事です。

 

 

 

「私」の行為が「私」によって受け止められている範囲はごく一部に過ぎない。

(『精神病の構造』藤田博史 著 より一部抜粋)

 

 

       ラカン精神科学研究所 セラピスト 登張豊実

 

 

 

11月は3,9,16、23日、無料談話室を開きます。

 

10月25日は『対人関係の悩み』について話し合います。

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