ラカン精神科学研究所(埼玉県鴻巣市)

ラカン精神科学研究所では、心の病、悩み相談・治療をしています。薬物や催眠・暗示を使わず主に精神分析という対話療法です。その他ご相談もお受けします。 埼玉県鴻巣市にセラピールームがあります。 遠方の方には出張セラピー、スカイプ・電話によるセラピーも行っています。 詳しくは下記ホームページを参照し、お問い合わせください。 ラカン精神科学研究所ホームページ http://lacan-msl.com/  

分析家の語らい 14(赤ちゃんをお母さんの皮膚で包む=抱っこ)

フロイトの言った「寄る辺なさ」。

 

人間の赤ちゃんは自分では何もできない

 

未熟で無力な存在としてこの世に生み出されます。

 

草食動物である馬・牛・羊などは生後1~2時間で歩けるようになります。

 

1年もすれば自分でエサをとるようになり、自立に向かいます。

 

ところが人間は歩き始めるだけで1年近くかかり、

 

自立するのに18年はかかります。

 

 

人間の赤ちゃんは“生理的早産”であると言われます。

 

動物が生後1~2時間で歩けるようになるが、

 

人間の赤ちゃんは約1年かかるという事から考えると

 

人間の赤ちゃん1年早く生まれるという事です。

 

生理的には早産であるにも関わらず生まれてくるのは、

 

胎内でそれ以上過ごすと、脳の発達と共に脳が大きくなり過ぎて、

 

お母さんの産道を通れなくなるためです。

 

 

ですから、あと1年くらいはお母さんの胎内にいるはずの人間の赤ちゃんを、

 

生後1年間はお母さんの胎内にいると等しい環境を作る必要があります。

 

それは、お母さんの皮膚で包む事です。

 

それが抱っこになります。

 

胎内から慣れ親しんできたお母さんが抱っこする事です。

 

この時期に赤ちゃんが託児所、0歳児保育、おばあちゃんなどに預けられ

 

お母さん以外の人が抱っこしたのでは赤ちゃんの心は欠如・欠損します。

 

 

このつけを後から取り戻すには大変です。

 

お母さんの抱っこは、赤ちゃんの心を育て、人間になるために必要なものです。

 

 

       ラカン精神科学研究所 セラピスト 登張豊実

 

 

11月は3,9,16、23日、無料談話室を開きます。

 

10月25日は『対人関係の悩み』について話し合います。

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