人間の赤ちゃんは未熟な状態、生理的早産で生まれ、
フロイトの言った「寄る辺なき存在」ですから、
誰かに頼らなければ生きていけません。
そこにちゃんと母という救いの手が用意されています。
赤ちゃんは自分一人では一瞬も生きられないくらい“無力”であり、
外界は“危険”です。
この“無力”で“危険”であるために、世話、保護、抱っこが必要です。
適切に世話され、守られ、保護され、抱っこされて、
頼って育って来られた人が当たり前で正常という事です。
私は生後7週間で祖母に預けられ、母は仕事に復帰したと聞いています。
理論を学んで、人生の最初から欠損・欠如を抱え、
生き辛かったのは当然と納得がいきました。
安心と安全の中で保護される事が赤ちゃん・子どもにとって大事です。
母の胸に抱かれ、膝の上に乗り、守られ、温もりと母の愛情を求めるのは、
寄る辺なき存在であるためだとフロイトは説明しています。
それに答え続けるお母さん、そしてお父さんの存在が子どもを支え
健康な精神を育みます。
18年間依存し甘えらえた子どもは、正常に自立していきます。
ですから、『オールOK、敏速かつ適確、言われたことだけする』と、
「ありがとう」と言って子どもは自立していきます。
11月は3,10,16、23日、無料談話室を開きます。
11月3日は『子育ての悩み』について話し合います。
http://lacan-msl.com/diary3/2017/10/29113.html “子育ての悩み”無料談話室開催のご案内をご覧ください。
11月10日(金)は『夫婦の悩み』について話し合います。
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