ラカン精神科学研究所(埼玉県鴻巣市)

ラカン精神科学研究所では、心の病、悩み相談・治療をしています。薬物や催眠・暗示を使わず主に精神分析という対話療法です。その他ご相談もお受けします。 埼玉県鴻巣市にセラピールームがあります。 遠方の方には出張セラピー、スカイプ・電話によるセラピーも行っています。 詳しくは下記ホームページを参照し、お問い合わせください。 ラカン精神科学研究所ホームページ http://lacan-msl.com/  

分析家の語らい 23(不安を打ち消すのは信頼)

精神的病理の中核に『不安』があります。

 

不安とは“対照無き恐れ”です。

 

対象がはっきりしている場合は『恐怖』です。

 

そして不安は、“予測がつかない事”です。

 

 

この不安を打ち消すのは信頼です。

 

自分を信じ、他者を信じる。

 

信じるとは間違い無いものと認め頼りにする事。

 

まず赤ちゃん時代にお母さんに頼る=依存して、それに応えてもらいます。

 

いつも自分に応え続けてくれるお母さんを、赤ちゃんは頼りにして信じます。

 

お腹が空いてオッパイが欲しいと泣いても、いつオッパイが来るかわからなかったり、

 

来ない事があったり、お母さんのオッパイでなかったりと

 

要求通りに応えてもらえなければ、当てに出来ません。

 

確実に求めた事が実行されて、快と満足を得て、安心と安全の中で守られて、

 

その対象であるお母さんを信頼することが出来ます。

 

 

これは0~1.5歳の口唇期に母との関係で学ぶ発達課題である

 

『基本的信頼』です。

 

基本的信頼を学べないと『基底不安』を学びます。

 

 

いつもお母さんの胸に抱かれ、安心と安全の中で快と満足を得て

 

要求に応え続けてもらった人はまず居ないので、

 

誰もが程度の差はあっても、基本的信頼ではなく(基底)不安を抱いています。

 

不安があると、数ある可能性の中からマイナスや上手くいかない事、

 

心配を引き出して、いつも不安に悩みます。

 

クライアントに多いのは、マイナスの結果を想定して心配ばかりします。

 

「それは事が起きてからどうしたらいいかを考えましょう」と言いますが、

 

「そうですね」と言いながら、心配や不安が止められないようです。

 

 

結果はその時その時で、良くも悪くもどちらも起こり得ます。

 

すべき事は結果を心配するのではなく、今出来る事を一生懸命努力する事。

 

そうすれば自ずと結果は出ます。

 

マイナスや不安に傾きやすいため、意識して切り替えます。

 

 

そして本来ならお母さんの対応を通して学ぶべき『(基本的)信頼』を、

 

精神分析の場面で、分析者とラポールを築いていきます。

 

何を言っても否定や非難される事無く、受け入れられ、共感され、理解され、

 

尊重されるためです。

 

 

           ラカン精神科学研究所 セラピスト 登張豊実

 

 

11月23日(木)は『対人の悩み』について話し合います。

http://lacan-msl.com/diary3/2017/11/291123.html "対人の悩み”無料談話室開催のご案内をご覧ください。

http://lacan-msl.com/ ラカン精神科学研究所のホームページ

 

http://mama.lacan-msl.com/ オールOK!子育て法

 

http://archive.mag2.com/0001106260/index.html ラカン精神科学研究所メールマガジン

 

http://lacan-msl.com/fondle/ フォンドル・セラピー